一発撮りオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」セミファイナリスト・小林右京の「顔が良いやつは音楽をやるな」新バージョンのミュージックビデオ（MV）が解禁となり、フルバージョンは3日午後9時よりYouTubeプレミア公開される。

　MVを監督したのはウルフルズ、ギターウルフ、ポルノグラフィティなどのMVで強烈な個性を放つ巨匠・竹内鉄郎氏。10月上～中旬に3日間に渡って撮影された。

　美女を従えて歌うセクシー＆ラグジュアリーな理想の姿、対照的に早朝の海でもがく現実の姿、「ズルい、ズルい、ズルい」魂の叫びを映し出す電光掲示板。3つのシーンが絡み合い「顔が良いやつは音楽をやるな」という歌詞の「パンクなメッセージ性」と、サウンドの「バブル前夜のブラコン感」、「80年代シティポップへの憧憬」を見事に表現している。早朝の三浦海岸ロケでは今にも雨が降り出しそうな寒空の下、監督自ら右京とともに海に入って撮影しこん身の映像を作り上げた。

　小林右京は、現在大学4年生の22歳の新感覚シンガー・ソングライター、YouTuber。チャンネル登録者500万人を超える人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」が開催した、一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」のセミファナリスト14組の中に選ばれ注目を浴びた。

「顔が良いやつは音楽をやるな」は、オーディションで唯一、パフォーマンス動画が100万再生超えを記録し話題となった、小林右京流の“世間に報われない人に捧ぐアンセム”だ。

　サウンドとリリックをブラッシュアップした新バージョンのプロデュースとアレンジを、後藤次利（元サディスティックミカバンド）が手掛けている。