40~60代の音楽ファンへ ビクターが大人向け音楽情報サイト「MiQQe(みっけ)」開設

レコード会社のビクターエンタテインメントは1日、大人の音楽ファンに向けた情報サイト「MiQQe(みっけ)」をオープン。同社の保有する豊富なカタログから、40~60代をターゲットに青春時代を彩った音楽にもう一度出会える場所を作りたいという思いで立ち上げた。

「MiQQe」ラインナップ【写真提供:(C)ビクターエンタテインメント】
「MiQQe」ラインナップ【写真提供:(C)ビクターエンタテインメント】

ポータルサイト「MiQQe(みっけ)」ターゲットは40~60代の音楽ファン

 レコード会社のビクターエンタテインメントは1日、大人の音楽ファンに向けた情報サイト「MiQQe(みっけ)」をオープン。同社の保有する豊富なカタログから、40~60代をターゲットに青春時代を彩った音楽にもう一度出会える場所を作りたいという思いで立ち上げた。

 大人向け音楽サイトとしてはソニー・ミュージックダイレクトが運営する「otonano」が広く知られており、ポニーキャニオンでは通信販売専用のショッピングサイト「お宝マーケット」を運営するなど、各社さまざまな形で大人世代に向けた自社カタログのアプローチを展開している。

 ビクターエンタテインメントでは、これまで自社サイト内で情報コンテンツを充実させてきたが、過去に同社から作品をリリースしたアーティストは邦楽だけでも1600組を超え、さらにその中からお目当ての作品情報を探していくのは時間の要する作業となってしまう。そこで40代から60代の音楽ファンが親しんできた作品や対象となるアーティスト情報を集約し、自分好みの音楽に出会える機会を増やしていこうというのが今回の狙いだ。

 同社ストラテジック部プロモーション部のプロデューサーは今回の経緯を次のように語った。

「過去の音楽カタログから探そうとすると、現在のサイトでは若い世代向けの情報が多くを占めているので、どうしてもある程度知識を持った人じゃないと欲しい作品になかなかたどり着けないという問題がありました。例えばフランク永井さんをご存知の方は、検索してたどり着けますが、知らない方々にフランク永井さんの作品の良さを発見してもらう機会はなかなかありませんでした。そこでより簡単に大人世代の音楽ファンのみなさんに好きな作品を見つけていただけるよう立ち上げたのがきっかけです。

 また現在、子ども世代、孫世代の若い方々が昭和の歌謡曲を楽しむ機会も増えてきました。弊社でも岩崎宏美さんの筒美京平作品のみで構成したベスト盤や宮崎美子さんの40周年記念アルバムをリリースし、今後も松本伊代さんや高橋由美子さんのリリースを予定しています。そんなあの時代を彩った歌手の皆さんの情報をアーティストページだけでなく、ポータル化することにより自由に横断しながら楽しんでいただきたいと思いました」

 同サイトでは試聴ページや購入ページにも直結しており、今後は「MiQQe」だけの購入特典なども検討しているという。

 サブスク時代に入り、ぼう大な楽曲から好みの作品を見つける方法としてプレイリストやAI機能が大きな役割を担っているが、レコード会社は過去の音楽遺産をどう次世代に伝えていくか。大きな課題に直面している。

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