乃木坂46を卒業する寺田蘭世「後悔はないです」 ラストライブで届けた特別な楽曲
アイドルグループ「乃木坂46」の寺田蘭世が28日、都内のTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」に出演した。
2期生としてデビューした乃木坂46のファッションアイコン
アイドルグループ「乃木坂46」の寺田蘭世が28日、都内のTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」に出演した。
寺田は、2013年に乃木坂46の2期生オーディションに合格してデビュー。カップリング曲「ボーダー」、アンダー楽曲「ブランコ」「滑走路」などでセンターを務め、17thシングル「インフルエンサー」で初の選抜入りを果たした。グループのファッションアイコンとしても注目を集め、9月に乃木坂46の公式YouTubeチャンネルに投稿された映像でグループを卒業することを発表した。
寺田が乃木坂46として参加する最後のライブには、伊藤理々杏、金川紗耶、北川悠理、阪口珠美、佐藤楓、佐藤璃果、柴田柚菜、中村麗乃、林瑠奈、松尾美佑、向井葉月、矢久保美緒、山崎怜奈、弓木奈於、吉田綾乃クリスティー、和田まあや、寺田を含めて17人の28thシングル「君に叱られた」アンダーメンバーが出演した。
アンダーライブ3DAYSの最終日は、28thシングルのアンダー楽曲で寺田がセンターを務める「マシンガンレイン」でスタート。赤を基調にした衣装、情熱的なパフォーマンスでオープニングブロックを駆け抜けた。
後半ブロックに入る前、寺田はアンダーライブについて「私にとってこの場所はとても大切な場所」とコメント。「このステージがずっと熱くある理由には、いろんな人の等身大の思いを乗せているからだと思います。受け継ぐもの、受け継がれていくもの、それぞれの意思がここにはあって、だから魅力的なのだと思います。これから歌う曲に今の思いを乗せて、大切な人たちへ真っ直ぐ伝えます」と語り、「自由の彼方」、「錆びたコンパス」、「ブランコ」などの楽曲を披露し、自身が青春を感じた曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」で本編を締めくくった。
アンコールでメンバー、ファン、家族、スタッフに感謝の思いを伝えると、「もう、なにひとつ後悔はないです。言葉だけでは伝わらないと私自身この活動をして来て感じたので、これから歌う楽曲たちは私が選曲させていただきました」とスピーチ。初めて勇気をくれた曲、初めてセンターに立ちたいと思った曲、挑戦する力をくれた曲、これからみんなに歌い継いでほしい曲を選んだことを説明し、「左胸の勇気」、「気づいたら片想い」、「何もできずにそばにいる」、「心の薬」、寺田にとって特別な楽曲を届けた。
そして最終楽曲に選んだのは、初めてセンターを務めた楽曲「ボーダー」。同曲のオリジナルメンバーが少なくなったことで心配な気持ちがあると明かし、「歌い継いでほしい。私の存在、みんなの存在、2期生の存在、乃木坂46の今も大事だけれど、過去も愛してほしいという意味も込めて選ばせていただきました」とメッセージを送る。愛する仲間たちに乃木坂46の未来を託し、ラストパフォーマンスで約8年半のアイドル人生が走馬灯のように駆け巡ると、最後にサプライズで出演メンバーから手紙と花のプレゼントが贈られ、幸せに包まれアイドル寺田蘭世のラストライブは幕を閉じた。
○10月28日「乃木坂46 28thSG アンダーライブ」DAY3セットリスト @東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN
M01 マシンガンレイン
M02 滑走路
M03 欲望のリインカーネーション
M04 ここにいる理由
M05 傾斜する
M06 口ほどにもないKISS
M07 13日の金曜日
M08 意外BREAK
M09 海流の島よ
M10 遠回りの愛情
M11 Another Ghost
M12 その女
M13 涙がまだ悲しみだった頃
M14 Rewindあの日
M15 のような存在
M16 不等号
M17 誰よりそばにいたい
M18 自由の彼方
M19 三角の空き地
M20 錆びたコンパス
M21 ブランコ
M22 別れ際、もっと好きになる
M23 嫉妬の権利
M24 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
EN1 左胸の勇気
EN2 気づいたら片想い
EN3 何もできずにそばにいる
EN4 心の薬
EN5 ボーダー