KENTAの試合後のコメントが秀逸過ぎて面白い「鉄也~ しっかりせんかい」
「勘違いしちゃいけねえよ鉄也。むしろ会社にありがたいと思えよ」と内藤に語りかけ
本題はここからだった。カメラの先の内藤に話しかける「ほんで? いろんな反応を彼してたよ。まぁ何を言ったか、ちょっと全部は覚えてないから、まああれが彼の考え方なんだろう。彼は『一回言った』って言ってたけど、我々にあんまり届いてない。でも俺が改めてお前の意見を聞いたことで、お前の意見は今までよりも多くの人に届いたはずだよ。よかったな鉄也。ありがとうは?」耳に手を当てて反応をうかがう「でも1点だけ、『この会社は特定の人の意見以外は聞き入れてくれないよ』って、確かそんなようなこと言ってた。別に俺にしたら、聞き入れてもらおうが、どうしようが、関係ないんだよ。で、お前は言ったよ。『俺もいくつも意見言ったけど全く通してもらえなかった』って。違うよ鉄也、お前の意見が通らない、その中で、もがいてるお前を見て、ファンはお前に夢を乗せて、お前の背中を押したんだよ。勘違いしちゃいけねえよ鉄也。むしろ会社にありがたいと思えよ。お前の言うことは全部会社が聞いてて、お前の言いなりになってて、思うように全てものが進んでて、お前のことなんか誰が応援するんだよ」内藤を凌駕する圧倒的なその言葉の重みに報道陣も圧倒される。
続けて「大阪までもうちょいだよ。あと数日? 分かんないけど。『バックステージはもういい』って? それは俺への完敗を認めたってことかな?白旗を揚げたってこと?どうなんだろう鉄也。一向に俺が『鉄也、バカチンが!』って言ってることには触れてくれないくに…人のこと言っといて、俺も噛んじゃった(笑)。まあいいや。大阪までもうちょいだ。明日もあるよ。存分に楽しもうぜ。バックステージだって楽しませてくれよ鉄也」と決戦までの前哨戦一戦一戦を思い切り楽しんでいる様子がその言葉から伝わってくる。
KENTAはコメントの最後はいつも「何が言いたいかって言うと?」で締める。この日は「結局、俺が何が言いたいかっていうと?『BUSHIの入場の時のあの(口から)水を吹くヤツ。今のなんかこの状況でエチケット的になんか嫌だってこと!」新型コロナウイルスのニュースが連日報じられているところに、冗談とは思えないウィットなひと言で締めた。
「Road to THE NEW BEGINNING」は6日、後楽園ホールで18時半よりシリーズ3日目の大会が行われ、第6試合で大阪城ホールでの決戦を控えた前哨戦最後の試合となる内藤哲也&SANADA&高橋ヒロム組とKENTA&ジェイ・ホワイト&石森太二組が激突する。