人気グループ「V6」の井ノ原快彦が22日、都内で行われた「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」（11月5日公開）舞台あいさつ付きおひろめ試写会に登場した。当日は女優の本上まなみ、大森貴弘監督も登壇。イベントでは、井ノ原が同作を「優しくなれるような映画」と絶賛した。

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　同作は「すみっコぐらし」10周年記念作品。劇場アニメ第2弾で、前作に引き続いて井ノ原と本上がナレーションを担当する。すみっコたちの町に魔法使い兄弟が魔法をかけたことで、キラキラと町が彩られる。しかし、その後に事件が起こる。

　MCから収録時のことを聞かれた井ノ原は「楽しかったですね。第2弾をやるらしいといううわさは聞いていたんですけど、そのときは僕のところにまだお話が来てなかったので、違う人なのかなと思っていたのですが、あとになって連絡が来て、またやらせてくれることになってよかったです。本上さんとは別々の収録だったんですが、楽しかったです。充実した時間でしたね」と振り返った。

　また、「『すみっコぐらし』の好きなキャラクターはなんですか？」という質問が挙がると井ノ原は「前作のときから“えびふらいのしっぽ”が好きだと公言していまして。子どものころから“えびふらいのしっぽ”を家族からもらうくらい好きなんです。でも今回を見ると、“えびふらい”から“とかげ”に浮気しちゃう感じで……」と明かし、「ぐっと心が引き込まれましたね。本作を見て“とかげ”が好きにならない人いるのかなというくらい」と説明。すると一緒に登壇していた“とかげ”も縦に動きながら喜びを表現していた。加えて井ノ原は「あと“ふぁいぶ”に共感できたのは、僕も（V）6として頑張っているので」と語り、笑いを誘った。

　最後に井ノ原は「本当に“すみっこ”の一人一人を見ていても完璧じゃないんだけど、完璧である必要はないと思わせてくれる。なぜなら仲間がいるから。お互いのネジを巻き合っているようなそんな世界だなと思って。この世の中もそうなっていければいいなと思います。ふわっと『かわいいかわいい』と見ているだけでも、楽しくやっていこう、みんなと寄り添っていこうという気持ちになってくれると思います。帰るときには、ほかの人に優しくなれるような映画だと思います」と締めて、同作をアピールした。