松本伊代、デビュー曲をセルフリメイク 40周年アルバムは故・筒美京平作品で構成

歌手でタレントの松本伊代が、デビュー記念日となる21日に、「センチメンタル・ジャーニー」40周年版を配信リリース。30年ぶりの新作アルバムの詳細を発表した。

松本伊代の名曲「センチメンタル・ジャーニー」オリジナルEP盤ジャケット写真
松本伊代の名曲「センチメンタル・ジャーニー」オリジナルEP盤ジャケット写真

デビュー40周年記念アルバム 故・筒美京平さんの未発表メロディーを新曲として収録

 歌手でタレントの松本伊代が、デビュー記念日となる21日に、「センチメンタル・ジャーニー」40周年版を配信リリース。30年ぶりの新作アルバムの詳細を発表した。

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 1981年10月21日に「センチメンタル・ジャーニー」で歌手デビュー、“花の82年組”の代表的存在として史上最年少(当時)の日本武道館公演を成功させるなど、トップアイドルとして活躍してきた松本。近年は理想の夫婦として注目されるなど、多方面で活躍している。

 その松本のデビュー40周年記念アルバムの収録曲として、2020年10月7日に亡くなった故・筒美京平さんの未発表のメロディーが新曲としてレコーディング。今回、デビュー記念日に「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」がアルバムに先がけ、配信リリースとなった。

 松本が全曲ニューレコーディングによるアルバムをリリースするのは、「MARIAGE~もう若くはないから」(91年1月21日発売)以来、30年ぶりだ。

 40周年アルバムのタイトルは、「トレジャー・ヴォイス[40th Anniversary Song Book]~Dedicated to Kyohei Tsutsumi」。デビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」をはじめ、松本に数々の名曲を提供した筒美さんが、「はっきり言って美声ではないが、実にユニークな響きのある声、ちょっと甘えっぽく、少年的でもある伊代さんの声が私は大好きです。『真夏の出来事』を唄った平山三紀の低くブツブツ切れるような声、少年時代の郷ひろみの妙に鼻に抜ける声と共に私の好きな三大ヴォイスのひとつです」(04年発売「松本伊代BOX」ライナーより抜粋)とメッセージを寄せていることにちなんだネーミングとのことだ。

次のページへ (2/3) 筒美さんへの敬意を込めて「真夏の出来事」などカバー4曲も
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