“集大成”で奇跡的に再集結 SEPTスピンオフLIVE「ZEST2021」で2年間の物語が終幕

音楽・演劇・パフォーマンスをMIXした新世代エンターテインメントステージ「SEPT」は10月17日、節目の10作目となる「ReAnimation ReUnion|ReVise」(今年5月上演)のスピンオフ・アフターライブ「ZEST 2021」をduo MUSIC EXCHANGE(東京都渋谷区)で行った。

「UN1ON」の相澤悠真(佐香智久)【写真:小田智史】
「UN1ON」の相澤悠真(佐香智久)【写真:小田智史】

劇中のバンドが勢ぞろい 総勢10組27人、約3時間半にわたって計27曲を披露

 音楽・演劇・パフォーマンスをMIXした新世代エンターテインメントステージ「SEPT」は10月17日、節目の10作目となる「ReAnimation ReUnion|ReVise」(今年5月上演)のスピンオフ・アフターライブ「ZEST 2021」をduo MUSIC EXCHANGE(東京都渋谷区)で行った。

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 8周年を迎え、初のSEPTイベント開催となった「ZEST2021」は、「ReAnimation ReUnion|ReVise」に登場するフェス「ZEST」が物語から飛び出し、現実世界で具現化された。

(右から)HINA(STU48今村美月)×伊藤玲(みのり)【写真:小田智史】
(右から)HINA(STU48今村美月)×伊藤玲(みのり)【写真:小田智史】

 ヒロインにして、「ZEST」の“生みの親”でもある泉木葉をダブルキャストで演じた沖侑果(STU48)と搗宮姫奈が時空を超え、“ダブル木葉”としてMCを担当すれば、「音楽と芝居の融合」という“SEPT魂”が凝縮され、劇中に登場するバンドも「NOW OR NEVER」「アカネイノル」「Rapidly Last」「UN1ON」と勢ぞろい。さらに、この日だけのスペシャルコラボや本来あり得なかったキャストの邂逅もあり、伊藤祈留(ピコ)×伊藤玲(みのり)の“伊藤兄妹”、伊藤玲×HINA(STU48今村美月)など盛りだくさんの内容で、総勢10組27人、約3時間半にわたって計27曲を披露した。

(右から)祈留(ピコ)×佐輔(吾龍)【写真:小田智史】
(右から)祈留(ピコ)×佐輔(吾龍)【写真:小田智史】

 大トリを務めた「UN1ON」の相澤悠真(佐香智久)は、「僕らがすごいのは、マジで歌って、マジで(楽器を)弾いて、本当にマジでやっているんです。音楽は聴いてくれる人がいてやっと成立することで、僕らが一生懸命作ったものをみなさんにお届けできたんじゃないかなと思いたいです。(悠真は劇中で)腕をけがして、もう一度あの場所へということで、こうして『ZEST』に出られたように、僕ら(キャストたち)の活動もまだまだ続いていきます。そして、SEPTさんもこれから素敵な物語をつづってくれるでしょうし、僕らもそこに華を添えられるような音楽活動を続けていければいいなと思います」と想いを口にした。

「UN1ON」の恩田未来(村田寛奈)【写真:小田智史】
「UN1ON」の恩田未来(村田寛奈)【写真:小田智史】

「ReAnimation」はSEPT9作目として2020年3月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、公演が12月に延期。公演数が縮小となった分を補填する形で、今年5月にはリメイク作「ReUnion」(再生)と、視点を変えた完全新作「ReVise」(新生)の“2本同時上演”を行った。「ZEST2021」は約2年間の集大成となり、「ReAnimation」の幕が閉じた。

 SEPT主宰の杉浦タカオは、「2年の時を超えて、ようやくフィナーレを迎えることができました。奇跡的に再集結することができたキャストたち、見届けてくださったみなさん。そこに関わるすべての人たちの熱量があってこその最高のフィナーレとなりました。2年という長い期間、ひと言では語り尽くせないほどに濃密な時間をみんなで過ごし、座長として物語を引っ張り続けた『佐香智久』くんをはじめ、全員がステージに向き合ったことで生まれた『ReAnimation』の世界。ステージに立てることは当たり前じゃなくて、いろんな人の想いと奇跡が重なって、ようやく実現するとても貴重で大切なものだとあらためて気がつくことのできる、そんな時間でした。その想いを胸にこの先もSEPTを続けていきたいと思います。応援し続けてくれたみなさま、本当にありがとうございました。SEPTの次回作にもご期待ください!」と語った。

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