埼玉の一部でバズり中? 監督の父が会社で宣伝中の映画「青葉家のテーブル」

女優の西田尚美、市川実和子、栗林藍希、松本壮史監督が17日、都内で行われた映画「青葉家のテーブル」(全国公開中)の舞台あいさつに登場した。同作は、日々の暮らしに寄り添ったコンテンツを発信しているECサイト「北欧、暮らしの道具店」で2018年4月から配信が始まった短編ドラマの映画化。ドラマは600万回以上再生されている。

映画「青葉家のテーブル」の舞台あいさつを行った栗林藍希、市川実和子、西田尚美、松本壮史監督(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
映画「青葉家のテーブル」の舞台あいさつを行った栗林藍希、市川実和子、西田尚美、松本壮史監督(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

5年ぶり映画出演の市川実和子「親が初めて2回見に行った。親孝行できました」

 女優の西田尚美、市川実和子、栗林藍希、松本壮史監督が17日、都内で行われた映画「青葉家のテーブル」(全国公開中)の舞台あいさつに登場した。同作は、日々の暮らしに寄り添ったコンテンツを発信しているECサイト「北欧、暮らしの道具店」で2018年4月から配信が始まった短編ドラマの映画化。ドラマは600万回以上再生されている。

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 映画はドラマ版から引き続き松本監督が手掛け、同様に主人公のシングルマザー・青葉春子を西田が演じる。また映画オリジナルキャストとして、春子の友人で食堂「満福」の店主・知世を市川が演じ、知世の娘・優子役に新人女優の栗林が挑んだ。映画では青葉家と周りの人々の“特別なひと夏”が描かれる。

 同作は6月18日に公開されたものの、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響で舞台あいさつが中止に。今回4か月ぶりに実施された。西田は「いつになったら(舞台あいさつが)できるんだろうと思いながら待っていたんですが、きょうこの場で皆さんに見ていただけたことが幸せ」と感謝した。

 公開初日に映画館に足を運んだという西田は、「ウェブドラマの時から見てくださっている方が継続して見に来てくれたり、新しい方々も興味を持って足を運んでくださった」と喜び。「(観客が劇中の)『あのご飯がおいしそうだった』『インテリアが素敵だった』とか、大人の思いや子どもの進路の悩みとか、“何か”に対して“何か”を感じ取ってくださった声をたくさん耳にした。SNSでも(そういう声を)拝見した」と明かし、「ちょっとでも人の気持ちに触れられてよかった」と語った。

 5年ぶりの映画出演となる市川は、「うちの母が、私が出た映画で『初めて2回見に行った』って言ってました」と告白。「即座にパンフレットを送ったら、『ずっと見てる!毎日見てる!』って。親孝行できました」とはにかんだ。

 17年にスクリーンデビューした栗林は、今回自身の出演シーンが多かったことに驚いたという。「最初に見た試写会の時、まずびっくり!たくさん撮影したので(出演シーンが多いことは)分かっていたのに、いざ見たらびっくりしました」と不思議な心境を明かした。また「私の家族も2回見てくれました!」と喜んだ。

 松本監督は、7日に発表された「第13回TAMA映画賞」で最優秀新進監督賞を受賞。父親からはお祝いの電話がかかってきた。「父親が電話ですごく感想を言ってきて、『あのシーンはどうやって撮ったのか?』と珍しく聞いてきた。どうも、埼玉にある父親の会社で同僚に宣伝してくれているらしい。しかも解説してるらしい」と話した。「父親は会社で人気者になってます!(映画は)埼玉の一部でバズってます!」と会場を沸かせた。

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