女優の深田恭子が27日、都内で行われた映画「劇場版　ルパンの娘」（10月15日公開）の完成披露舞台あいさつに登場。5月26日に出演したイベント以来、約4か月ぶりとなる公の場で笑顔を見せた。

　深田は白のワンピース姿で登場。集まったファンに手を振るなど、笑顔を見せた。そして、「皆さま本日はお越しくださりありがとうございます。今日、初めて皆さんに見ていただくということで、すごくドキドキしています。作品というのは皆さんにお届けしてからがやっと完成です。今日は試写という形ですが、楽しい時間を過ごしていただけたらと思います。ありがとうございます」とあいさつした。

　撮影現場の雰囲気について聞かれると、「こんなに長く同じメンバーで撮影させていただくことがなかなかないので、本当に居心地のいい現場で、だからこそ劇場版が作れたんじゃないかなと思います。皆さんのおかげです」と共演陣やスタッフへの感謝を口にした。

　さらに、最近で絆を感じた出来事については、「この現場ですね。こうしてまた再集結して、映画の公開に向けてみんなで進めていこうというこの時間が大きな絆の時間だと思っています。頼もしいです」と感慨深げに話した。

　最後には「こうして発表できるのも皆さまのおかげです。ルパンの娘は泥棒はするけど、家族の絆だったり、急に涙がほろりと出るようなシーンがあったり。今回はさらにスケールアップしていますので、ぜひたくさんの方にご覧いただければと思います」とアピールした。

「適応障害」の治療のため5月から休養していた深田。今月2日には自身のインスタグラムを更新し、「皆さまに支えて頂き、与えて頂いた休養により、心と体も回復しまして、これから活動を再開していくことをご報告します」と復帰を報告していた。

　イベントには深田のほか、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさ、武内英樹監督が登壇した。