木村拓哉、長澤まさみから宇宙旅行のオファー 「宇宙出ないと!」に「考えておきます」
俳優の木村拓哉が17日、都内で行われた、主演映画「マスカレード・ナイト」の公開初日舞台あいさつに登壇。長澤まさみ、小日向文世、渡部篤郎、鈴木雅之監督も出席し、公開初日の喜びを語った。
主演映画「マスカレード・ナイト」の公開初日に思い新た
俳優の木村拓哉が17日、都内で行われた、主演映画「マスカレード・ナイト」の公開初日舞台あいさつに登壇。長澤まさみ、小日向文世、渡部篤郎、鈴木雅之監督も出席し、公開初日の喜びを語った。
ミステリー作家・東野圭吾の「マスカレード」シリーズ(集英社刊)が原作で、2019年に実写化され大ヒットを記録した「マスカレード・ホテル」の続編。前作に続き、ホテル・コルテシア東京を舞台に、破天荒な刑事・新田浩介(木村)と真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤)が再びバディを組み、不可解な殺人事件に挑む。
公開初日を迎え、木村は「この状況下の中、公開できるのかどうかっていうところも考えなければいけない状況だったんですけども、公開できるっていうことを伺って。自分たちのものが皆さんのものになるんだなっていう気持ちもありましたが、すごく胸を張って皆さんにお届けできることが本当にうれしいです」と心境を明かした。
司会を務めたフジテレビの軽部真一アナウンサーから、「木村拓哉に無理難題のお願いをするなら?」と聞かれた長澤は「どこかへ行きたいという欲はあります。宇宙旅行に連れて行ってほしい! どうですか? 地球にあるものは何でもできる気がして、宇宙出ないと!」と笑顔で木村の方を見ると、木村は少し戸惑いながら「宇宙行きたいんですか? 考えておきます」と答えた。
また、「プライベートでバディを組むなら誰と組むか」という質問に木村は、長澤を指名し「前作の撮影時に本当に申し訳ないぐらいに食事に誘ってくださったんですけど、一度も返すことができず。その罪滅ぼしも兼ねてまさみちゃんです」と説明。一方、長澤も木村を指し、「木村さんじゃないと駄目なんじゃないかなって思います。前作も今作も信頼がありますから。その信頼が回を重ねていくと深まっていくので、もっと深めていきたい」と話した。
さらに、原作者の東野氏からコメントが寄せられ、軽部アナウンサーが代読すると、木村は「代読なのに鳥肌が2回ぐらい立った」と報告し、「今の(コロナ禍という)状況がありますけど、負けずに絶対に前を向いてやっていけば、またこういうメンバーで舞台あいさつができる日が来るんじゃないかと思います。それを可能にするには、見ていただく皆さんもそうですし、現場で作る自分たちもそうですし、一人一人が気を付けていかなければいけないと思います」と語った。
そして、劇中でアルゼンチンタンゴを披露している木村だが、東野氏から「アルゼンチンタンゴの次は何にしましょうか?」という問いかけに、「次はタンゴはちょっといいかな。みたらし団子で……」と冗談交じりに話し笑いを誘った。
最後に木村は、「これから『マスカレード・ナイト』を見ようと思っている方たち、皆さんのいろいろな事情が今あると思いますので、皆さんの事情がよろしくなったときに楽しんでもらえたら」とメッセージを送った。