織田裕二「SUITS」続編で「また暴れ回ります!」 33年のキャリア初の地上波連ドラのシリーズ化実現

フジテレビの「月9ドラマ」の4月期は、織田裕二が主演を務める「SUITS/スーツ2」の放送が決まった。全米ヒットドラマ「SUITS」を原作とし、2018年10月期に放送された「SUITS/スーツ」のシリーズ化。中島裕翔(Hey! Say! JUMP)の出演も決定した。月9ドラマ枠は、1987年4月の放送開始以来、134作品のドラマを放送してきた。135作品目の今作は、これまでの最長話数となる全13話(※1)を超える“月9史上、歴代最長”の話数での放送となる。通常の話数より大きく拡大し、7月まで放送する(話数未定)。

「SUITS/スーツ2」で主演を務める織田裕二(C)フジテレビ
「SUITS/スーツ2」で主演を務める織田裕二(C)フジテレビ

「SUITS/スーツ2」が4月スタート、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)も出演決定 1987年から放送の“月9”史上、歴代最長話数で7月まで放送へ

 フジテレビの「月9ドラマ」の4月期は、織田裕二が主演を務める「SUITS/スーツ2」の放送が決まった。全米ヒットドラマ「SUITS」を原作とし、2018年10月期に放送された「SUITS/スーツ」のシリーズ化。中島裕翔(Hey! Say! JUMP)の出演も決定した。月9ドラマ枠は、1987年4月の放送開始以来、134作品のドラマを放送してきた。135作品目の今作は、これまでの最長話数となる全13話(※1)を超える“月9史上、歴代最長”の話数での放送となる。通常の話数より大きく拡大し、7月まで放送する(話数未定)。

 シーズン1は、初回平均視聴率14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に始まり、好調のまま幕を閉じ、最終回放送直後から続編待望の声が番組公式ホームページやSNSに多く寄せられた。そのラストシーンは、織田が演じる主人公・甲斐が、中島の演じる大輔に2年間のボストン留学に行くことを勧めるところで終了した。そして今回、2018年のラストシーンからシーズン2が放送する2020年4月までのおよそ2年の月日が、物語と現実の時間経過の合わさるタイミングで、装い新たに月9に帰ってくる。

 本国の「SUITS」シーズン2を原作とする、今回の「SUITS/スーツ2」の舞台は、東京・丸の内だ。負け知らずの敏腕弁護士と経歴詐称の天才青年の2人がさまざまなケースの訴訟に向き合い問題を解決していく重厚なストーリーと、海外原作ならではのユーモラスさとテンポのいい2人の掛け合いが見どころのリーガルドラマとなる。

 前作に引き続き、織田が演じる主人公の甲斐正午(かい・しょうご)。日本の四大法律事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」のシニアパートナーとして1、2位を争う活躍をする敏腕弁護士だ。自他ともに認める優秀な男で頭も切れる反面、非常に傲慢な性格で、勝つためなら違法行為ギリギリの際どい手段を用いることも。甲斐は東大入学後に、ハーバード大学に留学した経歴を持つエリート中のエリートで、企業の買収や合併、企業間の戦略的提携など、主に“金になる”仕事を担当する事務所の稼ぎ頭だ。織田が主演を務めた地上波連続ドラマのシリーズ化は、1987年のデビューから33年のキャリアの中でも今作が初となる(※2)。

 甲斐との運命的な出会いをきっかけに、経歴を詐称してアソシエイト弁護士として甲斐とともに働くことになった、明晰な頭脳と驚異的な完全記憶能力を持つ天才青年・鈴木大輔を演じるのは、Hey! Say! JUMPの中島。シーズン1の最終話でハーバード大学のお膝元のボストンへ渡米していた大輔が東京に帰ってくる。そして、再び甲斐と「幸村・上杉法律事務所」でバディを結成。中島が地上波の連続ドラマのシリーズ作品に続けて出演するのは織田同様、キャリア初となる。

 今作のチーフ監督を務めるのは、「監察医 朝顔」、「HERO」など数々のヒットドラマを手がけている平野眞。物語に登場するキャラクターの心情を丁寧に描くことに定評のある平野の演出にも注目だ。クランクインは2月上旬を予定。

(※1)
「月9ドラマ」歴代最長話数全13話の5作品 (ビデオリサーチ調べ、関東地区)
1「教師びんびん物語」(1988年4月4日~6月27日/平均視聴率22・1%)
2「教師びんびん物語II」(1989年4月3日~6月26日/平均視聴率26・0%)
3「同・級・生」(1989年7月3日~9月25日/平均視聴率14・5%)
4「キモチいい恋したい!」(1990年7月2日~9月24日/平均視聴率18・3%)
5「君のためにできること」(1992年7月6日~9月28日/平均視聴率16・9%)

(※2)
地上波以外でのシリーズ化は、「連続ドラマW 野崎修平シリーズ」(WOWOW)のみ。地上波の連続ドラマからの特番・映画のシリーズ化は、2012年9月に上映された映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来、約7年半ぶりとなる。

【第1話あらすじ】
 敏腕として知られる「幸村・上杉法律事務所」のパートナー弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、誰にも相談せず、ボストンにいたアソシエイトの鈴木大輔(中島裕翔)を突然呼び戻す。
 甲斐は、復帰のリハビリだと言って、大輔にある案件を任せる。それは、小説のアイデアを盗用されたと元契約社員の女性から訴えられた大手出版社の案件だった。
 同じ日、甲斐は、クライアントの一つで、ロケットや航空機の技術開発をしている「フューチャースカイ」の社長・三津谷聡から呼び出される。そこで三津谷は、新開発した無人航空機制御システムの売却をしたい、と甲斐に告げる。全米最大の宇宙ロケット開発会社との業務提携を進めようとしている三津谷は、宇宙事業に一本化する方針を固め、新システムの売却益もそこにつぎ込む予定だという。三津谷は、今後も顧問料を払い続けるかどうかのテストだ、といって最低売却価格を100億円に設定する。
 そんな折、思わぬ出来事が起きる。かつて甲斐とチカが弱みを握り、事務所から追い出していた事務所の共同代表の上杉一志が、復帰への意欲をのぞかせる。それは、幸村・上杉法律事務所を揺るがす、新たな闘いの始まりだった--。

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