コロナで重症・田中ケロリングアナが奇跡の復活 意識も回復 言葉も話せる状態に

新型コロナウイルス感染により集中治療室で治療中の田中ケロリングアナが奇跡の回復を遂げた。13日、所属事務所が発表した。

田中ケロリングアナ【写真:山口比佐夫】
田中ケロリングアナ【写真:山口比佐夫】

田中リングアナ自身よりコメント「ファンの皆様にリハビリを始めることを伝えて欲しい」

 新型コロナウイルス感染により集中治療室で治療中の田中ケロリングアナが奇跡の回復を遂げた。13日、所属事務所が発表した。

 田中リングアナは、7月31日にコロナ陽性判定を受け、保健所の指示のもと自宅療養していたが、8月8日に症状が悪化し、病院に搬送された。

 集中治療室で懸命の治療が行われていたが、このたび、「医療機関の皆様のご対応でコロナは快方に向かい、肺の症状は回復傾向にあり、人工呼吸器を外し、酸素マスクに切り替えています」と報告。

「頭部CT撮影の結果、脳炎の疑いがあり、コロナの治療と合わせて脳神経外科での治療も開始しました」と、回復に向けた治療は続ているものの、「意識レベルも回復し、サポートを受けながら食事を摂ったり、徐々に会話が出来るまで回復しました。投薬によって長く眠っていた影響により、仕事のへの復帰はもう少し先になる見込みです」と、意識を取り戻した。

 田中リングアナ自身より「ファンの皆様にリハビリを始めることを伝えて欲しい」との申し出が家族を通じてあったために、今回の公表となった。

 関係者によると、田中リングアナは短い単語ながら言葉も発し、意思疎通ができる状態にまで回復。退院のめどは立っていないものの、一時の危機は乗り越えた。

 所属事務所では「田中ケロが再びリングに立ち、コールをするその日まで、引き続き応援してくださると幸いです。また、諦めず治療を続けてくださった医療関係者の方々に深く御礼申し上げます」と結んでいる。

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