船越英一郎主演のスペシャルドラマ「家栽の人」の待望の第2弾がテレビ朝日系で29日午後8時から放送されることが分かった。メインゲストを初共演の観月ありさが務める。

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　1987年から96年まで約9年間にわたって「ビッグコミックオリジナル」（小学館）で連載され、終了から25年を経た今もなお“人間の本質を描く名作”と語り継がれる「家栽の人」（作：毛利甚八／画：魚戸おさむ）。20年5月に船越主演でドラマ化され、話題となっていたが、待望の第2弾が決定した。

　作品の主人公・桑田義雄は、人間を愛し、植物をいつくしむ変わり者の家庭裁判所判事。“家事審判”では関係のこじれてしまった家族や夫婦に“かつての自分たちを思い出すことの大切さ”を語り、“少年審判”ではただ断罪するのではなく、“どうすれば少年が立ち直るのか”を真摯（しんし）に考え、彼らを見守り、育てようとする。

　そんな桑田を船越が演じる。そして今回、船越と初共演となる観月が離婚調停に臨む・宇田川杏奈役として特別出演する。観月は脚本を手がけた両沢和幸氏と「ナースのお仕事」シリーズなどでタッグを組んだ間柄。杏奈のモデルは“氷の女王”の異名を誇るファッション雑誌編集者、アナ・ウィンターとのことだ。

　このほか、4月クールの連続ドラマ「ドラゴン桜」（TBS）で好演を見せた早霧せいな、「相棒season19」（テレビ朝日）にも出演した新鋭・水沢林太郎、大ベテラン・丘みつ子ら豪華ゲストも参加。足立梨花、堀井新太、山中崇、佐藤仁美、森下能幸、角野卓造ら前作で家庭裁判所のメンバーを演じた個性派キャストも引き続き登板し、作品を盛り上げる。