劇団4ドル50セントと柿喰う客がコラボ ゲネプロ公演は熱気最高潮

秋元康氏がプロデュースする劇団4ドル50セントと劇団「柿喰う客」のコラボ公演「学芸会レーベル/アセリ教育」(30日開幕)のゲネプロが29日、会場の東京・DDD青山クロスシアターで行われた。

「アセリ教育」の1シーン
「アセリ教育」の1シーン

コラボ公演「学芸会レーベル/アセリ教育」30日初日

 秋元康氏がプロデュースする劇団4ドル50セントと劇団「柿喰う客」のコラボ公演「学芸会レーベル/アセリ教育」(30日開幕)のゲネプロが29日、会場の東京・DDD青山クロスシアターで行われた。

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 学芸会レーベルは辺境の幼稚園、アセリ教育は都会の小学校を舞台に繰り広げられるコメディー。学園ものとあって、劇団4ドル50セントの面々は園児服や制服姿になってステージ上で熱演した。

 2作品に出演する福島雪菜は「約3週間弱稽古してきて、昨日初めて衣装とメイクをして場当たりをやった。自信満々で下手で待機していたら出とちっちゃって、場当たりで出とちったので、本番は大丈夫だと思う。安心して見に来ていただけたらうれしい」と苦笑しつつも意気込み。学芸会レーベルでは強烈キャラのみゆきせんせい役を演じ「幼稚園に私演じる『みゆきせんせい』っていう伝説の女が帰ってきて、荒しまくるんですけど、そこにも親子の絆の話だったり、心に闇を抱える子供たちだったり、個性的な人たちが出てくる。そういう1人ひとりの成長だったりとかもぜひ見ていてただけたら」と見どころをアピールした。

 他劇団とコラボするのは今回が初めてだが、すっかり打ち解けた様子。前田悠雅は「すごく楽しい空気感の中、2作品ともコメディーということで毎日笑いの絶えない稽古場だった。お客さんの反応とかにも惑わされ過ぎないように緊張感を味方に頑張っていけたらいいなと思います」と抱負を語った。岡田帆乃佳は「1発目が柿さんでよかったなと思うのはすごい明るいし、ポジティブなんですよ。4ドルだけでやっていると、結構大丈夫かみたいな感じでやってたんですけど、こんな明るい気持ちで初日を迎えられることはなくて、『あ、今年は勝った』なんて思っています。それぐらい柿さんには感謝しています」と声を弾ませた。

 福島は「りきみ過ぎず、のびのびと楽しみながらやれたらと思う。劇場に足を運んでくれたらそれが一番幸せ」と呼びかけ、岡田は「4ドルとしても2020年1発目の舞台。しっかり踏み込んで2020年を盛り上げられるよう精一杯頑張ります」と気合を入れた。

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