セクゾ松島聡がWEST桐山照史に“セクシーローズ”をプレゼント 桐山「丁重に断った」
「ジャニーズWEST」の桐山照史が主演、「Sexy Zone」の松島聡が出演する舞台「赤シャツ」の公開ゲネプロと取材会が5日、東京・豊島区の東京建物 Brillia HALLで行われた。取材会には高橋ひとみも出席した。
舞台初出演の松島聡が先輩・桐山照史からのアドバイスを告白
「ジャニーズWEST」の桐山照史が主演、「Sexy Zone」の松島聡が出演する舞台「赤シャツ」の公開ゲネプロと取材会が5日、東京・豊島区の東京建物 Brillia HALLで行われた。取材会には高橋ひとみも出席した。
同作は、夏目漱石の名作「坊っちゃん」の敵役であるインテリ教頭・赤シャツを主人公に据え、物語を赤シャツの視点から描いた傑作喜劇。劇作家・マキノノゾミが書き下ろし、マキノといくつもの作品でタッグを組む宮田慶子が演出を務める。主人公の赤シャツを桐山、赤シャツの弟で中学生の武右衛門を松島が、それぞれ演じる。
桐山は、昨年出演していた舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演の中断を余儀なくされたこともあり、「今回、お客様の前でお芝居ができる、板の上に立てるっていうのがすごく楽しみです」と笑顔を浮かべ、松島と高橋の方を見ながら「僕は楽しみがあふれてるんですけど、両隣のお二方がめちゃくちゃ緊張されていて。さっき聡ちゃんが『胸を触ってください』と言ってくるから触ったら、心臓飛び出るんちゃうかというくらいの鼓動があった」と暴露。そして、初舞台を踏む松島に対し、「僕は関ジャニ∞さんのバックにつかせてもらうことが多かったのですが、言葉じゃなくて背中から感じるものがあった。それを(松島にも)感じてもらえたら。一緒に板の上に立ってお芝居が楽しいとか、お客様の前でパフォーマンスをするエンタメって楽しいと思ってもらえるように頑張りたい」と頼もしい姿を見せた。
一方、松島は舞台の話を聞いたときの心境を、「不安でしかなくて、舞台ってどういうもんなんだろうという期待もあったのですが、自分は長芝居ができるのかという不安の方が大きくて」と打ち明け、続けて「けいこが始まったら照史くんとか、いろんなキャストの皆さんがアドバイスしてくださって。今は僕も楽しい気持ちのほうが強いですね。Sexy Zoneの松島聡としてではなく、あくまでも右衛門として、皆さんに見ていただけるように一生懸命頑張りたい」と意欲を見せた。
また、先月23日に誕生日を迎えた高橋は2人から誕生日プレゼントが贈られたそうで、「涙が出るぐらいうれしかった。照史くんからは、おいしいヨーグルトとペアのグラス。聡ちゃんからは、私の役がドラえもんのような役なので、それにあやかってなのか、バカラの招き猫(をいただいた)」と声を弾ませた。桐山も先月31日が誕生日で、松島からは白い花をプレゼントされたそうで、「こんなセクシーなことあります? (松島の)最後のけいこの日に『照史くん』って白いお花を持って走ってきて……。丁重に断りました。お花と一緒に赤ワインとおしゃれなグラスをもらいました」と告白した。報道陣から「“セクシーローズ”?」と問われ、松島が「“セクシーローズ”です」と返答。すると桐山が、「中島くんといい、なぜSexy Zoneはみんな花を持っているの?」と不思議がっていたが、初めて舞台に立つ松島について、「しっかりしてますし、吸収力が半端ない。分からないことは勉強したり意欲がすごく見えて、僕も初心に帰らせてもらうことが多々ありました」と感心していた。
さらに、松島は桐山とのエピソードについて、「どうしても芝居していると独りよがりになっちゃうんですけど、自分だけで芝居していることが多々あって。照史くんに『相手役の方とうまくコミュニケーションが取れなくなったときにどうしたらいいですか?』って言ったら、『自分1人ではなくて、一緒にステージに立っている方と一緒に会話をするということを意識すると、もっとお芝居がうまくなれるよ』というアドバイスを……」と発言すると、桐山は「めちゃくちゃ恥ずかしいことを。やめろ! そんなこと一切言っていません」と照れ笑い。松島はそんな桐山にかまわず「的確なアドバイスをいただいたので、その日からちゃんと向き合って、相手の演じ方に合わせて、その都度お芝居を変えていきました」と感謝していた。
最後に桐山は、「この時期に舞台に立てるという喜びをカンパニー一同、感謝しながら立ちたいと思います。あとは『坊っちゃん』のストーリー、夏目漱石さんのファンの皆さんにも楽しんでもらえると思いますし、『坊っちゃん』を読んだことがないという人でも楽しんでもらえる作品になっているかなと思います」とメッセージを送った。
公演は、20日まで同所にて、25日から28日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで行われる。