モデルでタレントのよしあき＆ミチが4日、さいたまスーパーアリーナで行われた「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/ WINTER」のDHLジャパンステージに登場した。2人はランウェイ前に囲み取材に応じ、喜びを語った。

　ステージでは、「ポジティブファッション」をテーマにジェンダーレス、ボーダーレス、サステナビリティーをファッションと融合させたプログラムのステージを展開。ランウェイの両サイドにロゴが浮かび上がるXR演出の中、よしあき＆ミチがランウェイに登場した。

　ステージを前に姉のミチは「テーマがポジティブファッションということもあって、自分らしく楽しもうという感じなので、楽しみでしかないです」とコメントすると、弟のよしあきが「ミチの顔を見れば分かるんですけど、リラックスしすぎると顔が不細工になるので、今日は緊張していないのが分かる」と冗談交じりに話した。

　本プロジェクトは、DHLが日本のファッション・アパレル業界の海外進出を支援する一環として、国際物流業界としては初めての試みとなる。グローバルファッションECサイトの「FASBEE」と組み、「マイナビ TGC 2021 A/W」の協賛ステージ上で紹介される商品を海外の人が購入できる。2人は中国出身、ミチはDHLについて、「親戚が日本に住んでいないのですが、日本のアパレルは質が良くて、お値段もリーズナブルなので、親戚にプレゼントで送っています」と話した。よしあきはニューヨークに住んでいる友人にプレゼントを贈るときに利用しているそうで「急いで送ってもちゃんと間に合ってさすがだなと思いました」と話すと、ミチも「速くて安くて助かっています」とアピールした。

　また、報道陣からお互いの好きなところを聞かれたよしあきは、「僕はけっこう几帳面なんですけど、お姉ちゃんがおおざっぱなので、うらやましい。何も気にしないので」と回答。一方、ミチは「私はおおざっぱなので服を脱ぎっぱなしとかにするんですけど、（よしあき）はしないので、お部屋がきれいでうらやましい」と話すと、よしあきが「たまにおおざっぱすぎて、焦っちゃう。たまにお姉ちゃんのブレーキにならないと暴走しちゃう」と嘆いた。

　今では仲が良い2人だが、二十歳までは手が出るまでのきょうだいげんかもあったそうで、ミチは、「二十歳超えてから、憎たらしさが抜けて、いとおしさだけが残りました。最近は関係が良好です」と笑顔で語った。

　TGCは「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、2005年から年2回開催されているファッションイベント。新型コロナウイルスの感染拡大により、20年2月の「2020 SPRING/SUMMER」から無観客、オンラインのみでの開催となる。