オアシス「リヴ・フォーエヴァー」ライブ映像が公開 ノエル「とんでもなく最高な曲だって確信」

ライブ・ドキュメンタリー映画「オアシス:ネブワース1996」から、「リヴ・フォーエヴァー」のライヴ映像が公開となった。

「オアシス:ネブワース1996」のポスター
「オアシス:ネブワース1996」のポスター

全世界同時となる「9月23日」に公開

 ライブ・ドキュメンタリー映画「オアシス:ネブワース1996」から、「リヴ・フォーエヴァー」のライヴ映像が公開となった。

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 オアシスのキャリア絶頂期に行われ、伝説のコンサートとなった1996年8月の英ネブワース公演からちょうど25年目の今年、ギャラガー兄弟が製作総指揮を務めた本作が完成。全世界同時公開となる「9月23日」から、日本では全国112館での劇場公開が決定している。

 今回公開された「リヴ・フォーエヴァー」のライブ映像では、ノエル・ギャラガーがナレーションで同曲を振り返っている。「『リヴ・フォーエヴァー』を書き終えたとき――ロックスターになる野望が爆発した。インディーズバンドだった俺たちを『リヴ・フォーエヴァー』が世界一のバンドに押し上げたんだ。あの曲ができたとき、これはインディーズなんかじゃなくて、とんでもなく最高な曲だって確信した。歌詞もメロディーもシャウトも何もかも完璧で、俺にとって特別な曲だ。“自分たちには価値がある”、そう思えるようになった」と語っている。

 同曲は、デビュー・アルバム「オアシス(原題:(Definitely Maybe)」(1994年)からの第3弾シングルで、作詞・作曲はノエル。オアシスにとって記念すべき最初の全英トップ10シングルとなった曲で、ノエルは、当時のニルヴァーナを代表とするグランジ・シーンの“悲観的でネガティブな性格”へのレスポンスとしての思いを込めたという。

 かつて、「死ぬほど才能があるあのクソ野郎(カート・コバーン)が、俺が欲しかったもんを全部持っていきやがったんだよ。金持ちで有名で、あのころトップに立ってたロックバンドで音楽やってて。しかも自分のことが嫌いだとか、死にたいとかいう曲を書いてんだぜ! 俺としては、俺は自分のことをファッキン愛してるし、永遠に生きてやる(Live forever)って思ってたね」とコメントしている。

 また、この曲は、英「ラジオX」が毎年行っている“イギリス史上最高の楽曲”を決めるリスナー投票で、2018年に続いて今年に、2度目の1位を獲得している。ちなみに、19年と20年はクイーンが1975年に発表した「ボヘミアン・ラプソディ」が1位となっていた。

次のページへ (2/2) 【動画】「リヴ・フォーエヴァー」実際のライブ映像
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