紗栄子、災害避難時に下着の備え訴える 「ご自身で準備していただくのが一番」

モデルでタレントの紗栄子が31日、TOKYO FMとユニクロが防災の日に合わせ、生活者の防災意識の向上を目的として放送するラジオ番組「防災の日 特別番組 ~考えよう、 服の備え~」の公開収録に特別ゲストとして登場した。

ラジオ番組の公開収録に登場した紗栄子【写真:ENCOUNT編集部】
ラジオ番組の公開収録に登場した紗栄子【写真:ENCOUNT編集部】

紗栄子が災害時の“服の備え”の必要性を語る

 モデルでタレントの紗栄子が31日、TOKYO FMとユニクロが防災の日に合わせ、生活者の防災意識の向上を目的として放送するラジオ番組「防災の日 特別番組 ~考えよう、 服の備え~」の公開収録に特別ゲストとして登場した。

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 紗栄子は、一般社団法人Think The DAYを立ち上げ、災害支援活動を行っている。防災セットも企画制作している紗栄子は、「防災グッズを準備しておくことが、ご自身ではなく大切な人たちの身を守ることにつながることを私たちがこういう活動をしていくことで、皆さんに知っていただきたい、常備していただきたいという願いを込めて企画制作しております」と意図を説明した。

 一般生活者の調査では、避難経験者の4人に1人が「避難時に足りなかった・あったら良かった物」として「服の備え」を回答。紗栄子は、「女性でいうと下着だったり、生理用品など人にお願いしづらい物は、ご自身で準備していただくことが一番いいと思います」と話し、ボランティア活動の経験から、「避難所にうかがう時に、女性にこっそり何が欲しいかを聞いたときに、どうしても下着は入って来るので、そこの必要性を改めて感じていただけたら。避難所は共同生活になりますので、洗濯機もないですし、洗ったものも干せない。下着となると、性犯罪につながる危険性もあるので、そういうところもリカバリーできればいいのですがなかなか難しいので、ご自身で準備していただくのが一番だと思います」と伝えた。

 最後に紗栄子は「私自身も(災害時の備えの)チェックリストをもう1回確認しながら、季節だったり、子供たちも成長するのでサイズ感の見直しだったりとか、自分でもやっていきながら、皆さんにも声を掛けていきたい。みんなで自分たちの安心安全を守っていける優しい日本でいられたらいいなと思っています」と語った。

 なお、収録の様子は、9月1日午後8時30分からTOKYO FMにて、特別番組として放送予定。

次のページへ (2/2) 【写真】防災システム研究所の山村武彦所長らと集合ショットに収まった紗栄子
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