アニサマ初日、全43曲4時間ライブに興奮 西川貴教がついに降臨「待たせたな、俺が西川だ」
毎年8万人を動員し、今年で16回目を迎える世界最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2021 -COLORS-」(以下、アニサマ2021)が8月27日にさいたまスーパーアリーナで開幕。今年はこれまでアニサマの舞台で描かれてきたレーザーなどを使用したステージ演出や、客席を彩るペンライトの光をモチーフに「COLORS」をタイトルに冠し、アーティストとファンをつなぐ。1日目のこの日は、高橋洋子やスキマスイッチ、西川貴教らが登場。アニソンファンと再会を喜んだ。
開演前から会場のボルテージは沸騰
毎年8万人を動員し、今年で16回目を迎える世界最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2021 -COLORS-」(以下、アニサマ2021)が8月27日にさいたまスーパーアリーナで開幕。今年はこれまでアニサマの舞台で描かれてきたレーザーなどを使用したステージ演出や、客席を彩るペンライトの光をモチーフに「COLORS」をタイトルに冠し、アーティストとファンをつなぐ。1日目のこの日は、高橋洋子やスキマスイッチ、西川貴教らが登場。アニソンファンと再会を喜んだ。
昨年開催される予定だった「アニサマ2020」はコロナ禍で延期に。2年越しの開催となる「アニサマ2021」では厳しく入場制限を行うため、昨年から保有されている繰り越しチケットを払い戻しにした上で、そのチケットを保有していた人を対象に再抽選。行政・会場からのイベント入場制限の指示のもと、5000人の観客を入れ、各種のコロナ感染予防対策を徹底した上で開催された。
開演前、オープニングムービーに乗せて出演者が紹介されると、会場のボルテージは早くもMAXに。ライブは赤いペンライトに迎えられ登場した高橋の「魂のルフラン」(アニメ映画「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生」主題歌)からスタート。高橋の圧倒的な歌声に、1曲目とは思えない熱気が会場を包み込んだ。
高橋が「皆さん、大変お待たせしました!」とあいさつすると、客席は声援の代わりに拍手でレスポンス。「私たちもこの日を楽しみにしていました。いろんなことがあったこの1年、言葉では言い尽くせないことがあったと思います。今日はこちらに来れない仲間たちもたくさんいるとうかがって、複雑な思いではありますが、その方たちの思いを私たちは一手に引き受けてパフォーマンスしたい」と意気込んだ高橋は、続いてテレビ東京系アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」OPテーマ「残酷な天使のテーゼ」を歌唱。3日間に渡るステージの幕開けを派手に飾った。
続いては、DJをテーマにアニメ、ゲーム、声優によるライブなどさまざまなメディアミックスを展開する「D4DJ」プロジェクトの各ユニットが続々とパフォーマンス。ターンテーブルを囲んだ「Photon Maiden」「Peaky P-key」がそれぞれのカラーを前面に出した楽曲を披露すると、続く「Happy Around!」は後方ステージから登場。トロッコに乗り込んだメンバーがスタンドに手を振りながらメインステージに到着後、サプライズゲストのMOTSUが楽曲に飛び入り。全員で「CYBER CYBER」をパフォーマンスし、プロジェクトの勢いを感じさせるステージを見せた。
数々のアニメ作品に楽曲を提供しているスキマスイッチは、意外にも今回がアニサマ初出場。ボーカルの大橋卓弥は「やっと出れました。呼んでいただいてありがとうございます!」と感謝し、「声を出せなかったり、少し不自由なことがあっても、みんなのパワーがめちゃくちゃ集まってきてる」と笑顔を見せた。「ゴールデンタイムラバー」(TVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」OPテーマ)、「ボクノート」(アニメ映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」主題歌)、最後は代表曲の「全力少年」を披露し、スタンドからは全力のクラップが送られた。