選手村で深夜でも黙々と働く警備員 ポーランド記者の投稿に海外さまざまな反応
24日の東京パラリンピック開幕を控え、来日した海外記者が深夜に選手村で働く警備員の姿を投稿。誰もいない中でも真面目な働きぶりに、反響が上がっている。
深夜1時 静まり返った選手村で黙々と働く警備員
24日の東京パラリンピック開幕を控え、来日した海外記者が深夜に選手村で働く警備員の姿を投稿。誰もいない中でも真面目な働きぶりに、反響が上がっている。
「仕事の意味が分からなくなってしまったら、時速10キロで電気バスしか走らず、車線を通過する人がいない、空のオリンピック村で午前1時に交通を誘導する男性のことを考えてみてください」
プレスアタッシェとして来日したポーランド記者は、選手村で警備員の仕事ぶりにおおいに考えさせられたようだ。
投稿された写真とショート動画は、そのときの様子を捉えている。真夜中に、静まり返った選手村でも言われたとおりの業務をしっかりとこなしている警備員。
横断歩道の前に立ち、オレンジの誘導灯を携え、自動運転バスが止まる際には周囲の確認を怠らない。人物が変わっても同じ動作を繰り返す様子を伝えた。
「彼の仕事に意味を与えるために、私は寝る前にこの場所に行き、車線を歩くことにしました」と、結んだ。
SNSユーザーからは日本人の特徴について「彼らは働くことに専念し、最高になりたいと思っています」と指摘する声や、「夜の素敵な東京」「とても感動しました」「素晴らしい!」「あなたはいい人ですね」など多くの反応が寄せられている。
次のページへ (2/2)
【写真と動画】ポーランド記者が目撃した選手村の警備員の姿