たむらけんじが語るオリックス愛 “ビジネスファン”の揶揄も一蹴「気にしていない」

野望は“夢のスポンサー”「そのときにはかっこいい会社名に」

 また、ひょんなことから実業家・与沢翼氏のSNS上で展開された「108万円プレゼントキャンペーン」に当選。そこで手に入れたお金を投じ、オリックス戦が行われる京セラドーム(8月27日)、サッカーのガンバ大阪戦が行われるパナソニックスタジアム吹田(8月6日に実施済)に子どもたちを招待する企画も実施した。

「夏休みに子ども100人ずつ、そのお金で招待するんですよ。引率者も含めたら115人。そのお金を丸々使って。コロナ禍で子どもたちもすごい我慢していると思うので、この夏休みぐらいはたった100人ではありますけど、楽しんでもらえたらいいなと思って。まぁ僕のお金じゃないんですけどね(笑)」と照れくさそうに笑った。

 そして、子どもたちが楽しめるようなこと、夢に持てるような部分に関われたら良いなってすごく思います」とも口にした。

 今季も足しげく球場に運び、自宅でもビール片手に欠かさず観戦するほどの熱狂的ファン。「本当にオリックスって選手が優しいし、球団もおおらか。“ある関西の球団”とかめちゃ厳しいんで、それに比べたら……。そこがオリックスの良いところやなって、それがユニホームの奇抜さとかにも出ているし、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか、ユニホーム。ああいうのがオリックスのカラーやなって思うんです。もっとファンが増えてもおかしないんですけどね。あんなおしゃれな球団ないですよ」と絶賛だ。

「(社員)みんなで言ってるんですよ。いつか京セラドームの広告に『“炭火焼肉たむら”を載せようぜ』って。『後ろの“マダムシンコ”のところに俺らも行こうぜ』って言うてるんです」と、冗談めかしながらも目標を口に。さらに「胸のところに『炭火焼肉たむら』はカッコ悪いんで、そのときにはかっこいい会社名にしておきます(笑)」と“夢のスポンサー”にも意欲的だ。

「いよいよ待ちに待ったあの瞬間がやってきている。そこまできている。最初に首位になったときには『いつ奪還されるんやろ』とかそんなことばっか思ってたんですけど、ちょっと首位に慣れてきて『本当にいくんじゃ?』って感じになってきています。25年分、大爆発させましょう。それしかない。楽しみでしかない。これ現実ですから。本当に、楽しみでしゃあない!」

 25年ぶり“優勝”の2文字を目指し、ワクワクさせる戦いぶりを見せるオリックス。“オリックスファン”たむらも悲願の瞬間へ胸を躍らせている。

□たむらけんじ 1973年5月4日、大阪府出身。1992年から芸人として活動。2006年12月に「炭火焼肉たむら」をオープン、経営者としての顔も見せる。オリックスファンを公言。小学5年生までは自身も野球に打ち込んだ。選手との仲も良く、「炭火焼肉たむら」にはオリックス選手も頻繁に来店する。

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