東京五輪でアキレス腱断裂の大けがを負ったオーストラリア代表の陸上女子選手が投稿した動画が「愛はこんなにも美しい」と話題になっている。

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　投稿したのは女子3000メートル障害代表のジュヌビエーブ・グレグソン。予選を組6位で突破したものの、自身の誕生日と同じ日に迎えた決勝でレース中に右アキレス腱を断裂。そのまま無念の途中棄権となった。

　動画ではそのグレグソンが帰国の途中、経由地のシンガポール空港で、松葉杖をついて歩く場面から始まる。このとき、母国での手術を予定しており、右足は器具でしっかりと固定されていた。

　癒えない心の傷を胸に、懸命に歩いて向かった先に待っていたのは1人の男性の姿。グレグソンの愛する夫とみられる人物がシンガポールまで迎えに来ていた。夫がグレグソンを抱き寄せると、グレグソンは松葉杖を離して身を預けた。

　グレグソンはその後、オーストラリアで手術。無事成功している。

　この投稿には「最高の治療法ね」「愛はこんなにも美しいなんて」「とてつもなく大きな愛」「こんな映像見れて私も幸せです」「涙が止まらない…」「これまでで最高のハグ」「彼の腕の中で泣いているのが分かるからただ涙が出ます」など多くの反応が寄せられている。