瀬戸内7県(兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛)を拠点とするアイドルグループ「STU48」の石田千穂が、TOKYO DOME CITY HALLで開催されている「AKBグループ 2020TDCライブ祭り」の7日目となる24日、「STU48 石田千穂ソロコンサート～いえっ！に帰るまでがちほコンです。～」を開催した。

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　2019年9月に発売されたAKB48の56thシングル「サステナブル」で初選抜入りを果たし、今年1月29日にリリースされる4thシングル「無謀な夢は覚めることがない」の握手会は全部完売となるなど、STU48屈指の人気を誇る石田は、初めてであり、念願だったソロコンサート開催を勝ち取った。

　バックダンサーおよび前座コンサートにはSTU48メンバーの沖侑果、信濃宙花、田中皓子、中村舞が出演。そして、1曲目の「Seventeen」ではアリーナの客席から登場するサプライズで幕を開けた本編は、「思い入れの強い曲」「やりたかった曲」を中心に可愛さとセクシーさを兼ね備えた石田らしいセットリストに。「初めてのソロコンサートでバクバクに緊張していた」と話しながらも、ファンの声援に後押しされ笑顔いっぱいに全29曲を歌い切った。

　アンコール前ラストの「ファンレター」では、書いてきた手紙を約3分かけて朗読。「最強のアイドルを目指して頑張ります！」とファンへさらなる活躍を誓っていた。

（手紙全文）
　大好きな皆さんへ、いつも応援してくだってありがとうございます。アイドルになってもうすぐ3年になります。こんなに大きな会場でソロコンサートができるなんて誰も想像してなかったんじゃないかなって思います。本当に夢みたいです。入った頃はどの曲も3列目の端っこのポジションで、個性もなくて自信もなくて、自分からなかなか前に行けなくて、そんな自分がすごく嫌でした。

　でも、ファンの方からの応援にたくさん背中を押されて、少しずつ自信がついて、総選挙にもランクインさせて頂いて、今まで言葉にすることが怖かった「AKB48の選抜になりたい」「STU48のセンターになりたい」、そういう目標も言えるようになりました。言えなかったのは、たぶん自分の中でまだ言えるような存在じゃない、自分にはなれっこないという気持ちがあったんですけど、言葉にしてみて皆さんがたくさん同じ方向に向かって頑張ってくださって、そんな皆さんが本当に心強くて、嬉しくて、絶対に叶えるぞって思いました。

「サステナブル」の選抜に選んで頂いた時は本当に嬉しくて、皆さんにいろんなところで私を見てもらえるのがとても幸せでした。嬉しいこともたくさんあったけど、その分悔しい出来事もいっぱいありました。だけど、そんな時に皆さんが励ましてくださったり、一緒に悔しいと言ってくださって、そんな言葉にすごく助けられました。そんな皆さんに恩返しをしたい、一緒に笑顔で喜びたいと思いました。これからもいろんなことがあると思いますが、ずっと前を向いて皆さんと気持ちを共有して、一緒に進んでいきたいです。私を応援していて良かったと思ってもらえるように、最強のアイドルを目指して頑張ります。みなさんのことが大切で、大切で、大切で、すごくすごく大好きです。これからもどうかよろしくお願い致します。

《セットリスト》
前座1. 渚のCHERRY
前座2. Blue rose

OVERTURE
M01. Seventeen
M02. チャイムはLOVE SONG
M03. 彼女になれますか？
M04. 重力シンパシー
M05. 雨のピアニスト
M06. 純情主義
M07. 口移しのチョコレート
M08. 背中から抱きしめて
M09. 誰のことを一番 愛してる？
M10. 友達でいられるなら
M11. 最強ツインテール
M12. 希望的リフレイン
M13. サステナブル
M14. 暗闇
M15. ペダルと車輪と来た道と
M16. オネストマン
M17. 呼び捨てファンタジー
M18. そばかすのキス
M19. 恋は仮病中
M20. ホワイトデーには…
M21. 星空のミステイク
M22. 遠距離ポスター
M23. 好き好き好き
M24. ファンレター

EN1. ワッショイちほ！
EN2. ずっとずっと
EN3. 永遠より続くように
EN4. 君と虹と太陽と
EN5. 夢力