東京五輪でジャマイカの金メダル獲得を救った東京五輪スタッフのもとに、世界からお礼の声が相次いでいる。

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　米CNNなど世界のメディアで注目されているのは陸上男子110メートルハードルで金メダルに輝いたジャマイカのハンスル・パーチメント選手と五輪スタッフのティヤナさんのストーリー。

　準決勝で競技会場を間違えたパーチメント選手にティヤナさんがタクシー代を渡して助力。パーチメント選手は逆境を乗り越えて決勝に進出し、その後、金メダルを手にした。

　競技を終えたパートメント選手はティヤナさんを探し出し、金メダルを渡して感謝。ジャマイカのシャツをプレゼントした。

　ティヤナさんのものと思われるインスタグラムのアカウントには、世界中から感謝のコメントが殺到。ティヤナさんはもらったシャツを着用した姿を公開し、パーチメント選手は「完璧にフィットしていて幸せ」と喝采。ジャマイカの英雄、ウサイン・ボルトも感謝の絵文字を添えた。

　コメント欄にはジャマイカから「あなたを愛している」「ありがとう！」「あなたは私たちの誇りです！」「あなたの優しさを忘れない」「すべてのジャマイカ人がこの投稿のために出てきました」とのメッセージが続々寄せられ、コメント総数は5000件を超える大反響となっている。