日本の文化を世界に発信 コンビニおにぎりに大苦戦の海外記者に在カナダ日本国大使館が感謝

東京五輪は日本の食文化も海外に広める契機になった。コンビニで買ったおにぎりの開封の仕方が分からず、SNSに「助けてください」と訴えたカナダ人レポーターはすっかり人気者に。在カナダ日本国大使館も感謝のコメントを出すなど、反響が広がっている。

アナスタシア・バクシス【写真:ツイッター(@anastasure)より】
アナスタシア・バクシス【写真:ツイッター(@anastasure)より】

動画は再生145万回突破「日本とカナダの人々の友情をさらに深めた」

 東京五輪は日本の食文化も海外に広める契機になった。コンビニで買ったおにぎりの開封の仕方が分からず、SNSに「助けてください」と訴えたカナダ人レポーターはすっかり人気者に。在カナダ日本国大使館も感謝のコメントを出すなど、反響が広がっている。

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 カナダの公共放送局「CBC」でレポーターを務めるアナスタシア・バクシスさんがおにぎりの動画をツイッターに公開したのは7月27日だった。日本語で「助けてください」と書かれたショート動画は、コンビニのおにぎりを自力で開封しようとしたものの、のりが破れてしまうなど四苦八苦する様子を伝えた。

 この動画は145万回再生を突破し、大きな注目を集めた。日本のおにぎり文化は世界に発信され、日本とカナダの友好関係の深まりにも一役買った。

 在カナダ日本国大使館は、バクシスさんに向け、「お疲れさまでした。東京での時間を楽しんでいただき、ありがとうございました。おにぎりのツイートは、多くの人々におにぎりへの興味を持たせてくれただけでなく、日本とカナダの人々の友情をさらに深めるのに役立ちました。オタワで一緒におにぎりを食べられることを願っています!」とユーモアたっぷりにツイートした。

 バクシスさんのもとには日本滞在中におにぎりグッズが続々到着。帰国便の中でもおにぎりソックスをはいている姿を披露するなど、おにぎり愛をアピールしている。

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