「日本の思いやりは大いに役立つ可能性」五輪取材の米女性記者が公開した“妊婦の証し”が話題
国が違えば文化も違う。異文化交流は五輪の大きなだいご味の1つ。妊娠中の身にもかかわらず、東京五輪を取材した米女性記者は日本の妊婦の証しを公開し、反響を呼んでいる。
日本滞在中にすし食べず「それは私が妊娠しているからです!」
国が違えば文化も違う。異文化交流は五輪の大きなだいご味の1つ。妊娠中の身にもかかわらず、東京五輪を取材した米女性記者は日本の妊婦の証しを公開し、反響を呼んでいる。
五輪取材を終え、「選手の話、前例のないパンデミック、日本の文化/食べ物などを共有して日本に来られて光栄でした!」とつづったのは米フロリダ州地元局「NBC6 サウス・フロリダ」のアマンダ・プラセンシア記者。投稿した写真はレインボーブリッジと五輪マークをバックにした自身の1枚だが、注目はその右手だった。
妊婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲に妊婦であることを示しやすくするマタニティーマークが握られていた。
実はプラセンシアさんは妊娠中で、米国向けに「日本で妊娠することの特典」と題した映像も配信した。
「私が日本でおすしを食べることについてあまり投稿していないことに気づいたかもしれません。それは私が妊娠しているからです!」と妊娠中であること明かしつつ、マタニティーマークの意味やオムツ交換ができる多機能トイレ、公共交通機関の妊婦優先席など日本の取り組みを紹介した。
「私が日本に到着したときに最初に気づいたことの一つは、いたるところにある小さな母と子の写真でした。調べたところ、日本政府が妊婦を認識できるようにキーチェーンバッジを配布しているようです。私は駅の情報ブースでもらいました」
米国にはこのような習慣はないようで、詳細にリポートした。「これらは小さな合図や便利さのように見えるかもしれませんが、これらの社会的な思いやりは大いに役立つ可能性があります」と評価した。
プラセンシアさんのお腹の中の赤ちゃんはすでに性別も分かっているようで、「女の子の赤ちゃんを連れて来られて幸せでした」と“親子”での五輪取材を締めくくった。
日本の新たな一面を伝えるこの投稿に、フォロワーからは「あなたの赤ちゃんはこれを見て、お母さんがどれほど素晴らしいか驚かれることでしょう」「それ知ってる。興奮するわ」「これ、テレビで見ました!」「ありがとう!」「女の子!!!」「あなたのすべてのレポートが大好きでした」などの声が上がっている。