岡田将生、サプライズバースデー演出に大慌て 「これ、よくみるやつだ」
俳優の西島秀俊と岡田将生が12日、都内で行われた映画「ドライブ・マイ・カー」(8月20日、TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開)プレミアイベントに登壇した。キャスト陣の三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督も登場し、思い出のシーンなどを語った。
「ドライブ・マイ・カー」プレミアイベントに登壇
俳優の西島秀俊と岡田将生が12日、都内で行われた映画「ドライブ・マイ・カー」(8月20日、TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開)プレミアイベントに登壇した。キャスト陣の三浦透子、霧島れいか、濱口竜介監督も登場し、思い出のシーンなどを語った。
まず岡田が、同作がカンヌ国際映画祭で4冠を獲ったときのことを振り返り、「うれしくて初めて西島さんに連絡しました」と笑顔で一言。西島は「メールはお互い教えていて『メール来ないなあ』と思っていたんですけど、そのときに『よかったね』というやりとりをしました」とエピソードを語った。
同作は村上春樹原作短編小説の映画化。愛する妻(霧島)が秘密を残して突然亡くなってしまう家福(西島)は、ある過去をもつ寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦)と知り合う。人々との出会いを通して再生していく人間ドラマとなっている。
そんな村上ワールドの主演を務めた西島は「やっぱりその村上春樹さんの小説の主人公って心の中を語るんですよね。それは本当のことで読者に伝わるんですけど、映画では心の中を語らない。そのことを濱口監督と共演者の皆とともに、本読みを重ねてたくさんの量の感情を中に詰めて本番に挑めたので。そのことを丁寧にやらせてもらったという現場でした」と述懐した。
イベントでは8月15日に32歳の誕生日を迎える岡田にサプライズ演出として、フラワーケーキが贈られた。
岡田は「うそ! そうか、俺、誕生日だ。なんかすみません。よくみるやつだ」と慌てつつ笑顔を浮かべた。西島は「誕生日おめでとうございます。この映画を見た人、皆が岡田くんの車の中の演技がすごかったと言っていて、僕もすごいことが起きていると思いながら演じていました。あれは岡田くんのキャリアの中のベストの演技の一つだと思います。岡田くんはもっとすごい役者さんになっていくと思うので、これを超える演技を、スクリーンやテレビとかで観ていきたいと思います。一ファンとして応援しています」とエールを送っていた。