韓国3大俳優陣が豪華共演 「白頭山大噴火」 藤岡弘、「人間力の限界に立ち向かう映画」
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国の3大トップスターが豪華共演を果たした映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」が27日に公開される。
韓国公開後3週連続興行1位 観客動員数820万人超えのディザスターアクション
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国の3大トップスターが豪華共演を果たした映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」が27日に公開される。
同作は韓国で公開後、3週連続で興行成績1位を達成。観客動員数820万人超えの大ヒットを記録したタイムリミット・ディザスターアクション。日本公開にあたり、火山噴火と大地震による危機を描いた作家・小松左京のベストセラーSF小説を映画化した「日本沈没」(1973年)に主演した俳優の藤岡弘、が「突如起こる超自然災害、緊迫する国際情勢、国家存亡の危機に直面する非常事態。それぞれの事情を抱え、国家を愛する者を背負い命懸けでミッションに挑む主人公達。人間力の限界の壁にどう立ち向かうか、まさに今の世に問う映画である。合掌」とのコメントを発表した。
朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に1度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が本当に大噴火を起こしたらどうなってしまうのか…。そんな大胆なアイデアを映像化した「白頭山大噴火」は、朝鮮半島壊滅というとてつもない大惨事を阻止するため、成功確率わずか3.48%という命がけのミッションに挑む男たちの姿を熱く演じている。
このたび解禁された「オールドバージョン予告編」について配給担当者は「本作は日本で大ヒットした往年のパニック映画に通じる“みんなで楽しむエンターテインメント作品”としての魅力があり、そこで1970年代から80年代によく見かけた映画宣伝の手法を取り入れてみました」と説明。「『タイムリミット75時間』と回転しながらテロップが登場したり、キャストのキラーショットを配するなど、往年の邦画の予告編を感じさせるレトロな手法も再現。当時の映画ファンには懐かしく、今見る人にとっては新鮮な演出と、豪華スターの競演という大作感を味わえる予告編となっています」とPRしている。
公開に先駆けて鑑賞した有識者らのコメントも到着した。
□備え・防災アドバイザーの高荷智也氏
「内容はフィクションだが、描写される被害は日本でも再現しうる。同等の噴火が明日生じてもおかしくない日本、『その日』への備えとしてぜひ視聴されたい」
□京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・名誉教授の鎌田浩毅氏
「『大地変動の時代』に突入した日本列島で安全に暮らすためにも、本作品は大いに参考になる。ぜひ多くの人にご覧いただきたいと願う」
□裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火
「面白い!スケールも展開も想像を超えてくる。今後エンタメ大作を韓国映画のようだと例えるきっかけになる映画だ」