最も熱いラウンドガール「SHOOT Girls」を直撃 禁断の質問「選手からナンパは?」
14センチのヒールが招いたハプニング
「私、一度ガッツリ(リングから)落ちたことがありました。その時はラウンドガール紹介の場面があったんですけど、見事にそのステージから落ちて、クルッと回って階段の上で座っていました。けがとかはしなかったんですけどね」(かこちゃん)
「階段を踏み外したり、歩き慣れていないので、リング上でよろけることもあります」(美彩ちゃん)
14センチのハイヒールをはいたら、普通に歩くだけでもそうなるだろう。ましてや普段は歩くことのないリング上ともなればなおさらのことだ。
「始めたばっかりの頃、ヒールが脱げて、客席に吹っ飛ばしたりとかはありましたね。その時はお客さんに『ごめんなさい。初めてなのでー』って謝りながらヒールをはき直しました(苦笑)」(安達芽生ちゃん)
ここまで書いてきて、素朴な疑問が脳裏をかすめた。これだけ注目度が高いのであれば、選手以上にSHOOT Girlsが楽しみという来場者もいるのではないだろうか。
SHOOT Girlsのリーダー、165センチの安達芽生ちゃんは、「いると思います」ときっぱり。
ならば、もしかして、選手からお誘いも…?
「ああ、それはよく聞かれますね」。即座に反応したかこちゃんは、こう続けた。
「あれだけ露出度のある衣装を着ていれば、そう聞かれる意味は分かります。でも、SBの選手とはホントにあいさつくらいしかしないから、そういうことは全然ないんです」
凛ちゃんも「もはや、(ナンパ)してって感じかも」と手ぐすねを引いた。
まさかそんなと思うなかれ。他の団体ならいざ知らず、SBに限ってはあくまでファイターにとってリング上は勝利を目指すものであってナンパする場所ではない、ということに尽きるだろう。創始者シーザー武志会長の教えが行き届いている証拠である。
一方、それも相手がSBの女子選手となれば、ニュアンスも変わってくる。女子選手とSHOOT Girlsの意外な交流を明かしてくれたのがかこちゃんだ。
MISAKI選手が他団体のリングに出場したときのこと。凛ちゃんと一緒に応援に行くと…。「会場の受付に置いてあったチケットを取りに行ったら、MISAKI選手が用意してくれたチケットと一緒に手紙が添えられていて、そこにギッシリとメッセージが書かれていて。その手紙を読んだら、さらに応援したくなりました。めっちゃキュンとしちゃって。『かわいいー!』って」
今後もSHOOT Girlsには、業界随一のリング上の華として活躍してもらいたい。
晶羅ちゃんは「SBのラウンドガールをするようになって、やっぱり他の格闘技のラウンドガールを意識して見ちゃうんですよ。でも衣装や雰囲気など全部含めて、私たちはSBのラウンドガールでよかったね! っていつもみんなで話してます。私たちはSHOOT Girlsが世界で一番のラウンドガールだと誇りを持っていますね」。
ということで、最後はRENAが勝利した直後にリング上からマイクを使って叫ぶこの言葉で締めくくろう。
「イチ、ニー、サンッ、シュート~ッ!!」