山谷花純「男はつらいよ」の聖地で一日消防署長「身が引き締まる思い」

女優の山谷花純が24日、東京・柴又の帝釈天題経寺で文化財防火デーに伴い実施された消防演習で一日消防署長に就任した。

任命式に臨んだ山谷花純(左)
任命式に臨んだ山谷花純(左)

文化財防火デー消防演習

 女優の山谷花純が24日、東京・柴又の帝釈天題経寺で文化財防火デーに伴い実施された消防演習で一日消防署長に就任した。

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 映画「男はつらいよ」の聖地に紺の制服姿で登場した山谷は消防署長任命式の後、本堂で火災が発生したとの想定で行われた消火演習の指揮を執った。

 銀色の演台に立ち、指揮棒を持って「一斉放水始め!」と透き通った声で合図。「すごいみなさん一致団結した姿が頼もしくてカッコよかったです。間近で放水見るのも初めてだったのでびっくりしました」と笑顔で感想を語った。

 消防の制服を着たのは初めての経験。「役でもないので、身が引き締まる思いです。白い手袋ってなかなかしたことがないので、本当嬉しいなと思います」と声をはずませた。

 敬礼ポーズも決まり「私、手が長いみたいで、ほかの人よりもひじを下げて親指を一直線で敬礼したらきれいだよって言われました」とポイントを挙げた。

 日頃心掛けている防災対策については「私の出身が宮城県なので、おうちの玄関には災害対策グッズを詰めたリュックを置かせていただいたり、いつ自分の身に降りかかっても慌てないように事前に心構えするようにしています」。現在は都内で単身生活のため「1人暮らしになると、自分の身は自分で守らないといけない。しょっちゅう確認しちゃったりします」と、気の置けない胸中を吐露した。

 2月に公開される主演映画「FAKE PLASTIC PLANET」が2019マドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞。さらに舞台「ヘンリー八世」に出演するなど、女優としてさらなる活躍が期待されている。

「より環境を一新して自分の心に従いながら、お仕事もプライベートも全うできたらなと思います」と抱負を語った。

 今後は始球式への挑戦願望も明かし「始球式という場所でまた違った形で、地元で皆さんに勇気だったり元気を届けられたいいなと思ってます。希望球団? 楽天イーグルスですね」と話した。

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