俳優の寺田心が10日、東京・神田明神で行われた、主演映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」（13日全国公開）大魔神復活イベントに浴衣姿で登場。イベントには杉咲花、三池崇史監督、猪股怜生も浴衣姿で出席し、映画の大ヒットを祈願した。

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　本作は1968年からの3部作で、2005年に平成版の映画「妖怪大戦争」が興行収入20億円のヒットを記録。今回、令和の新たな時代とともにスケールアップして復活した。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・ケイと妖怪たちが、伝説の武神“大魔神”をよみがえらせるため奮闘する姿を描く。

　撮影を振り返り、寺田は隠神刑部を演じる大沢たかおの芝居に圧倒されたそうで、「上からかかる圧というか、迫力というか圧力をすごく感じて、そのまま（お芝居に）表現できて新鮮でした」と打ち明けた。

　公開を3日後に控えたこの日、映画の大ヒットと東京の安寧の願いを込め、勝負運のご利益のある江戸総鎮守神田明神に、全長9.8メートルの等身大の“大魔神型バルーン”が登場。あまりの大きさに寺田は、「すごく大きいですね。映画の中だとセットでお会いしているんですけど、体はCGなので、この場で見させていただくと迫力を感じます」と目を丸くした。司会者から「大魔神にお願い事をするとしたら」という質問には、「この映画をたくさんの方に見てもらいたいのと、『皆さんお体にお気をつけください』と心から願っています」と伝えた。

　最後に寺田は「今日、こうして大魔神が復活して、時の重みを感じます。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』ぜひ、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。