葉加瀬太郎、パラアスリート応援ソングを披露 フルオーケストラ公演を開催へ
ミュージシャンの葉加瀬太郎が13日から、自身初となるフルオーケストラコンサートの関西公演(京都、大阪、神戸)を開催。また、パラリンピックを前に「パラスポーツ・バリアフリー推進応援ソング」として書き下ろした新曲も披露する。
パラリンピックを前に待望のフルオーケストラコンサートが実現!コロナ禍で2年延期
ミュージシャンの葉加瀬太郎が13日から、自身初となるフルオーケストラコンサートの関西公演(京都、大阪、神戸)を開催。また、パラリンピックを前に「パラスポーツ・バリアフリー推進応援ソング」として書き下ろした新曲も披露する。
2019年6月、葉加瀬は東京都によって発足された「東京2020パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会」メンバーに選出され、パラ応援大使に任命された。そこで、「パラスポーツ・バリアフリー推進応援ソング」として書き下ろした新曲が「Legacy」だ。20年1月に全世界デジタル配信リリースされた同曲について、「自分が音楽家、ミュージシャンとしてできることは何だろうって考えたとき、パラアスリートの皆さんはもちろん、障がいを持たれている皆さんの心を、背中を押して差し上げられるような曲を、メロディーを書くことが自分にできることではないかと思いました」と語った。
クライズラー&カンパニーでデビューしてから今年で30周年、ソロとして25年目を迎え、世界に通用するバイオリニストとして「情熱大陸」「エトピリカ」などの名曲を生み出してきた葉加瀬。パラリンピックを迎えるこの夏、多くのアスリートの背中を押す曲として「Legacy」も新たな代表曲として仲間入りを果たすだろう。
今回、新型コロナウイルスの影響で19年から複数回にわたり延期を余儀なくされた自身初のフルオーケストラのコンサートツアー関西公演(京都、大阪、神戸)が、パラリンピックを前にようやく実現の運びとなった。ただし厳重なコロナ感染対策を施し、緊急事態宣言が発出されている大阪公演については、残念ながらこれからチケットを購入することはできない。
ようやく開催される関西公演を前に葉加瀬は「僕たち音楽家のみならず世界中のみんなにとって経験したことのないくらい大変な年が続いていますが、それを乗り越えてこうして皆と一緒に音楽をできる喜びをかみしめながらしっかりと演奏していきたい。パラリンピックに出場されるすべてのアスリートの皆様には全力を出し切って、悔いのない競技をしていただきたいですね」とコメント。
フルオーケストラをバックに葉加瀬が奏でるリッチでゴージャスなコンサートになることは間違いなし。残念ながら22日の大阪・フェスティバルホールの公演はこれからの購入はできないが、13日の神戸国際会館こくさいホール、18日のロームシアター京都の公演は、わずかではあるがチケットは販売中とのこと。
そしてソロデビュー25年目を記念してこれまで感じたことのない新たな葉加瀬太郎を堪能できるニューアルバム「SONGBOOK」を18日にリリースする。