坂上忍の絵本が原作のアニメ映画「リクはよわくない」（10月1日公開）で、映画に出てくる犬の5兄弟の四男であり、実際に坂上家で看板犬としてカレンダーや写真集にもなって人気を博す“パグゾウ”の場面写真が公開となった。

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　坂上が愛犬リクとのかけがえのない日々を絵本として書き下ろし、野性爆弾のくっきー！がイラストを描いた絵本「リクはよわくない」。5歳の「ぼく」が子犬の「リク」とのなにげない日々を通して、命の大切さを学んでいく物語だ。

　8月9日は、日本記念日協会によると、パグの健康と平和を願うことを目的に制定された「パグの日」という。これにちなみ、映画に登場する“パグゾウ”から初公開となる場面写真と、坂上からのコメントが届いた。

　今回解禁された写真は、リクの一つ上のお兄ちゃん犬で、ご飯をもりもり食べる元気いっぱいの四男パグゾウが、大好きなご飯を前に尻もちをついて転げてしまう愛らしい様子と、ちょこんと二足立ちし愛嬌（あいきょう）たっぷりに舌を出すほほ笑ましい姿をおさえた2つのショットだ。

　坂上のオフィシャルブログ（「綺麗好きで、なにが悪い！」）やYouTube（「坂上家のチャンネル」）でもたびたび見られる、舌を出したパグゾウの癒やしの表情が再現された場面写真となっている。

　パグの日を迎え坂上がコメントを寄せた。「パグは性格が穏やかな子が多いと言われておりますが、もれなくパグゾウも基本は穏やかです。ですが、食に対する執着はけっこうなモノなので、ご飯のときには慌てさせない。ゆっくり食べさせるのが大変！　ただ、パグ独特の表情の豊かさというんでしょうか、大きくアピールするタイプではないんですが、よ～く観察していると、年齢を重ねてもべビちゃんなんですよね」という。

　さらに、「なので、小さな変化を見逃さずに、SOSを見落とすことなく寄り添ってあげれば、癒し以外の何ものでもありません。まぁ、パグゾウはパグというよりは、パグゾウという地球外生命体？　のようなところもありますので、笑いが絶えない空気作りをしてくれています」と、パグゾウへの愛情とともに、パグと暮らす際のアドバイスをユーモアたっぷりに語った。

　また、本作でパグゾウの声を担当した声優・花江夏樹に対して、「パグゾウの声を担って下さった花江さんは、そんなパグゾウの性質を知ってか知らずか、まさにハマり役とでも言うべき存在感を放って下さって、おかげ様で『リクはよわくない』映画版は、我家の家宝とさせていただいております！」と賛辞を贈った。