柚希礼音、コロナ感染でファンとの“密”実感「離れて会えなくてもすごく心がつながってる」

元宝塚歌劇団星組トップスターの女優・柚希礼音が7日、シングルCD「PARTY!」発売記念イベントを開催。イベント前に取材会を行い、新曲への思いを語った。

リモートイベントを開催した柚希礼音【写真:ENCOUNT編集部】
リモートイベントを開催した柚希礼音【写真:ENCOUNT編集部】

柚希礼音がファンとの密を再実感、新曲への思いを語る。

 元宝塚歌劇団星組トップスターの女優・柚希礼音が7日、シングルCD「PARTY!」発売記念イベントを開催。イベント前に取材会を行い、新曲への思いを語った。

 今月4日に発売されたシングルCD「PARTY!」は、コロナ渦の中、柚希自身が、「いつも応援してくださる皆様に笑顔を届けたい」という気持ちで楽曲の制作を行った。

 昨年12月にコロナに感染した柚希は考えることが多かったそうで、「ファンの皆さまといつもお会いできていたのが、いきなりお会いできないことになるんだなと。オンラインイベントとかはできますが、おひとりおひとり見ることができなくなり……。密に心と心のコミュニケーションを大切にしてきたので、すごく寂しい気持ちになりました」と話し、続けて「そんな中、コロナで舞台が中止になったりして、家でじっとしているときも、ファンの方々からお手紙やメッセージをいただいて。自分の家族のような気持ちで私のことを見てくださってるんだなと知り、離れて会えなくてもすごく心がつながっているってことも再実感した期間だったので、その思いも込めて、このCDを大切に作らせていただきました」と感慨深い様子で語った。

 リード曲「PARTY!」のミュージックビデオは、ファンが柚希の主催する“PARTY!”に参加している気分になれる楽しい仕上がりになっている。思い出に残っているパーティーを聞かれた柚希は、宝塚時代に“たこ焼きパーティー”を行っていたそうで、「やっぱり関西なので、みんなたこ焼き器を持っているんです。母が関東なもので、うちにはたこ焼き器がなかったので、持っている人の家で。普通のたこ焼きやお菓子たこ焼きとか、何でもかんでもたこ焼きに入れて。先輩になると、ちょっと待っていることができて、下級生が作るみたいなことをしていました」と明かした。

 また、楽曲「I miss you」は、柚希が作詞を手掛けており、今の心境を物語った詞になっている。「バラードで寂しげではなく、とても明るい気持ちで『会いたいよ』というような明るい気持ちで作っております」と説明した。

 イベントでは、柚希本人と1対1で会話ができるオンライン個別お話し会が300人限定で行われる。柚希は「お1人お1人の目を見て感謝の気持ちを伝えたい。ワクワクしています。思いが伝わる場になればいいなと思います」と意気込みを語った。

 HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでは、ミニパネル展も実施される。9月11日から東京・TOKYO DOME CITY HALL を皮切りに、北九州・大阪にてソロコンサート「REON JACK4」を開催する。

次のページへ (2/2) 【写真】柚希礼音の全身ショット
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