人気女子高生TikTokerが語る10代女子のSNS事情 ツイッター&インスタとのすみ分けは?

五輪を見てスケートボードに興味を持ったという安井南【写真:山口比佐夫】
五輪を見てスケートボードに興味を持ったという安井南【写真:山口比佐夫】

スポーツ少女の原点はテコンドー、得意の空手の型では「眼力を気にしています」

――浅井企画といえば、お笑い芸人さんに特化したイメージのある事務所ですが、所属を決めたのはなぜですか。

「温かいからです。仕事と学校行事がかぶってしまった時期にも『これだと南の体が壊れちゃうからやめよう』とちゃんと言ってくれたのが浅井企画で、『ここで頑張っていこう!』と決めました。将来は女優と並行してMCやバラエティーにも挑戦してみたいですね。

 同じ事務所だと、TikTokをやられているもりせいじゅさんや、化学実験の動画を投稿している市岡元気先生とコラボしてみたい! 化学室に行って、なにかの実験をする動画を私も撮りたいです!」

――安井さんは空手や剣道、テコンドーなどさまざまなスポーツを得意としていますね。

「最初は兄の影響でテコンドーを始めて、ずっとテコンドーだけをやっていたのですが、体力が有り余ってしまっていて(笑)。そこで空手を始めたら、テコンドーの経験もあって最初の大会で優勝しちゃったんです。そこから空手とテコンドーを両立させたくなって……。中学校に入ってからは、新しいことをしてみたくて、竹刀を使った剣道をやってみることにしました。でも、小学校から経験がある人には全然かなわなくって。ちょっとつらいなと思っていたところで、独学でヌンチャクを始めました。ブルース・リーさんの『燃えよドラゴン』を見ながら、全く同じ振り付けをまねしていましたね。

 今、外国の女性がヌンチャクを振り回す動画がインスタでも結構見れるんです。私が『いいね』ばかりするからたくさん出てきているのか、はやっているのかはわかりませんが、ヌンチャクの時代がきたらうれしいです! 街中でみんながヌンチャクを持っていたらおもしろいですよね。

 オリンピックも見ていて、けっこう熱くなってます(笑)。スケートボードは見ていて挑戦したくなりました。景色いい街並みに行って、ハンバーガー片手に楽しみたいです。注目しているのは空手です。外国の方の型が見たいです。日本とはまた違う表現の仕方があるんじゃないかなと気になっています。私が型をやるときは眼力を気にしていました。審査員を目で倒していくというか、焼いていくイメージです(笑)。でも集中力が切れてしまって、自分の目の強さのエネルギーが切れて負けてしまったこともありました……」

――現在、世界4大ミスコンテスト「ミスアース・ジャパン」に新設された「ジュニア・アース・ジャパン2021 東京大会」にファイナリストとして臨んでいると伺いました。ミスコンに挑戦しようと決意したきっかけは何ですか。

「インターネットでたまたま見つけたというのが大きいんですが、環境に配慮しているという点と、初めての試みということで参加することを決めました。今はファイナリストまで残っていて、昨日もビューティートレーニングをしてきました。実は、私の母はミスコン荒らしだったんです(笑)。芸能界のことよりも、ミスコンについて詳しいので、すごくアドバイスをしてくれます。今回のミスコンは母が1番応援してくれています。

 今はウオーキングの姿勢の練習に力を入れています! ここまで身長が伸びてしまうと、ヒールを履くとすごく高くなってしまって、180センチを超えてしまうくらい。練習を重ねて、よたよたしないように頑張っています」

――初代女王になったら、ますます人気者になりますね。安井さんが今後かなえたい目標を教えてください。

「まず、実験の動画を撮りたいです! 鉛筆を溶かしたりしたい(笑)。女優としては、窮地に追い込まれるような役に興味があります。あとはアクション映画でワイヤーアクションにも挑戦してみたいですね。まずは『ジュニア・アース・ジャパン』でグランプリを取れるように、TikTokをフォローして応援してくれたらうれしいです!」

□安井南(やすい・みなみ)2004年3月13日、神奈川県出身。TikTok公認Creators Showcaseとして活動する動画クリエイターで、世界4大ミスコンテスト「ジュニア・アース・ジャパン2021東京大会」ファイナリストにも進出。ほか、広告「カネボウ化粧品KATE」、映画「KG 空手ガール」、「富士急ハイランド」オフィシャルアイドルなど。

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