たむらけんじが語るエージェント契約「ほぼ100点満点」 ギャラ事情が「スッキリ」

加藤浩次の契約終了には驚き「自分の契約をすぐ調べた」

 以前からたびたび「エージェント契約をしたい」と公言していたたむら。不安はなかったのかと問うと、「僕アホなんですかね? 不安なかったんですよね」と笑顔で一蹴した。

 続けて、「吉本も何か変わらなアカンって、そういう姿勢が見えた。そんで吉本さん側から提案してくれた。もしアカンかったら、『エージェント辞めてマネジメントに戻ってきてもいいよ』っていうお話もいただいていたので、『じゃあ1回やってみよう』ってやったんです。『2度とマネジメント契約できないですよ』って言われてたら、ドキドキしますけど、『アカンかったら戻ってええんねや』というのがあったので、もうワクワクしかなかったですね」と振り返った。

 一方で、同じくエージェント契約を結んでいた「極楽とんぼ」加藤浩次が3月末で吉本興業との契約を終了した。この知らせには、「まず自分の契約がどうなってるかをすぐ調べました」と驚いたという。

「確かに吉本がエージェント契約をしないと言えばそれまでなんです。それはもう契約上しょうがない。ただ、『マネジメントに戻りますか? それともフリーになりますか?』という提案をいただけるんやろなって僕は思ってます」

「契約をスタートしたのが1月1日なので、(3か月前の)10月ぐらいにお話がくるんちゃうかなと思っています。僕は続けたいですよ。ずっとエージェント契約でいきたいですけど、会社がそれはダメだと言うのであれば、なぜダメなのか、理由をちゃんと説明してもらいます」とキッパリだ。

 エージェント契約で過ごした約1年半。「正直言うと、本当に会社変わったんやなっていうのはすごく実感しました」と吉本への感謝の思いも明かした。

「僕はほぼほぼ100点満点かなと思ってます」と笑顔で自己採点。たむらけんじは新しい契約の形を“謳歌”しているようだ。

□たむらけんじ 1973年5月4日、大阪府出身。1992年から芸人として活動スタート。獅子舞をトレードマークにピン芸人としての地位を確立。2006年12月には「炭火焼肉たむら」を開店するなど、経営者としての顔も見せる。現在は「コロコロレストラン」の経営やオンラインサロン「たむけんのオンラインちゃロン」を開設するなど活動は多岐にわたる。

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