東京五輪の開会式が23日に国立競技場で開催される。これに先駆け、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が都心上空などを飛行。鮮やかな5色の五輪カラーで青空を彩った。「防衛省 航空自衛」の公式ツイッターは「無事着陸しました」と展示飛行を無事に終えたことを報告している。

　この日の昼下がり、6つの機体が都心上空を五輪カラーで彩った。快晴の東京上空に現れたブルーインパルスを多数の人たちが撮影しようとスマートフォンを掲げる姿が至るところで見られた。

　防衛省 航空自衛隊は「ブルーインパルスが国立競技場上空においては、1964年以来のカラースモークによるオリンピック・シンボルを描きました。なお、オリンピック におけるブルーインパルスの飛行は、1964年の東京オリンピック、1998年の長野オリンピックに続き、3度目の飛行になります」と説明。

　午後1時6分には「東京都内及び国立競技場上空での展示飛行を終え、無事着陸しました。夢、感動、希望そして笑顔をお届けできたら幸いです。多くのメッセージありがとうございました」と、都庁や東京駅、スカイツリーや東京タワーとランドマークとともに写るブルーインパルスの写真を公開した。

　ハッシュタグには「#オリンピック #Tokyo2020 #航空自衛隊 #JASDF #空は繋がってます #GoTogether #笑顔 #感謝」と添えた。

　その後、午後1時31分には「ブルーインパルスによる東京2020オリンピック開会日における展示飛行は、終了しました」と報告した。

　SNS上ではブルーインパルスを撮影した写真が多数投稿され、関連ワードが多数トレンド入り。多くの人たちへ感動を届けたようだ。