映画「素晴らしき、きのこの世界」9月24日より公開 米・映画批評サイトでは100点を獲得
映画「素晴らしき、きのこの世界」(原題:Fantastic Fungi)が、9月24日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開することが決定した。
きのこ・菌類の秘めたる力に迫った驚異と希望のドキュメンタリー作品
映画「素晴らしき、きのこの世界」(原題:Fantastic Fungi)が、9月24日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開することが決定した。
本作はナショナルジオグラフィックやディズニーネイチャーのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグが、きのこ・菌類の秘めたる力に迫った驚異と希望のドキュメンタリー作品。
アカデミー賞俳優であり、きのこ好きのブリー・ラーソンがナレーションを務めているほか、菌類学者のポール・スタメッツや「フード・インク」(2008)にも出演したジャーナリストのマイケル・ポーラン、人気フードライターのユージニア・ボーンらさまざまな専門家が登場し、医療や治療、環境問題などに対する菌類を使った知られざる解決策を明かしていく。
本国アメリカでは20週にわたる超ロングラン上映が行われ、予想をはるかに超えるヒットを記録。アメリカの映画批評サイト「ロッテン・トマト」でも100点を獲得するなど高評価を受けている。
きのこ・菌類は、食物としてだけでなく、さまざまな生命の再生や維持、アルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化にまで役立つことから、地球上のさまざまな問題への応用が期待されている。
本作は、幻覚作用をもたらす一方で、人間の命を救うほどの力も持っていると言われる、きのこ・菌類の可能性を提示。偉大で神秘的なきのこの力を知ることで、鑑賞後には未来への希望を感じることができるだろう。パンデミックを経験し、希望をなくしがちな今だからこそ、心に響く一作だ。