「ドラゴン桜」東大合格記念 発汗必至の学食名物「赤門ラーメン」を食べてみた
韓国唐辛子、赤門特製ラー油、黒コショウ、酢、ニンニクが盛り放題
まずはトレーを持ってカウンターで赤門ラーメンの中サイズを注文すると、1分も待たずにでき上がり。その名の通り、よくお湯を切った卵麺の上に真っ赤なドロドロのあんがかかっている。見ただけで汗が出そうだ。韓国唐辛子、赤門特製ラー油、黒コショウ、酢、ニンニクが盛り放題で、お好みの味にアレンジ可能だ。韓国唐辛子をスプーン3杯かけて真っ赤にする「赤富士」と呼ばれる食べ方があるようだが、口の中が炎上しそうなのですべての調味料を少しずつ入れることにした。
ラー油や酢などと一緒に麺とあんを箸で混ぜ合わせ、一気に口に放り込む。具材のもやし、シイタケ、白菜、キクラゲ、ひき肉がトロトロのあんによく絡んでくる。最初は甘くて香ばしい味わいだったが、途中から辛味が先に立ち顔から汗が吹き出してきた。それでも何とか食べ切った。黒いどんぶりの底をのぞくと、「赤門拉麺」と漢字で書かれた金文字が。まるで「完食おめでとう!」と祝福されているみたいでうれしい気分。中サイズだったが、量が多くておなかいっぱい。酢とラー油をもう少し多めに盛ればさらに奥行きが出てまた違った味わいになっただろう。
瀬戸屋のラーメン(700円)はスープが真っ黒なしょうゆタレだが、味はサッパリ目で九条ネギとチャーシュー、半熟卵が乗っている。これに対し赤門ラーメンは唐辛子のインパクトが強烈な真っ赤な汁なし麺。瀬戸がこの味を気に入るかどうかは不明だが、この値段(税込み490円)でこのボリュームはコスパが高い。しかも、他ではなかなか出会えない味で病みつきになりそうだ(※東大は現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため入構規制をしています)。
※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか
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【写真】赤門ラーメンのどんぶりの底に書かれた金文字