OSKトップスターに就任した楊琳が意気込み「ただならぬ責任感を感じている」
OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり『STARt』」製作発表記者会見が12日、都内で行われ、娘役トップスターの舞美りら、千咲えみらが同席した中、新トップスターの楊琳(やん・りん)が出席して意気込みを語った。
OSKトップスターに就任した楊琳が意気込み語る
OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり『STARt』」製作発表記者会見が12日、都内で行われ、娘役トップスターの舞美りら、千咲えみらが同席した中、新トップスターの楊琳(やん・りん)が出席して意気込みを語った。
同公演は、OSKが劇団解散という危機を乗り越え、新体制となった後に入団した団員初のトップスターに就任した楊のお披露目公演となり、異例の洋舞レビューという2幕で構成される。
楊は冒頭で「前トップスターの桐生麻耶よりトップのバトンを引き継ぎ、楊琳として就任しました。そして、OSK歌劇団は創立100周年を迎えます。何よりも見に来てくださるお客様のために劇団員一同団結して、今後に向かって歩んで参りたいと思います。精いっぱい頑張りたいと思います」とあいさつ。
また、前トップスターの桐生から託された言葉について楊は、「『自分らしく笑顔を絶やさずに頑張って』と言っていただきました。私らしくというのは模索中ですが、笑顔を絶やさずということは印象に残っていて、どんなときでも笑顔は絶やさずということは気を付けています」と明かした。
さらに、トップスターに就任した気持ちを「新トップに就任させていただいて、来年創立100周年を迎えるということで、ただならぬ責任感を感じております。ですが、その責任感につぶされずにどれだけOSKの魅力を発信できるかに集中して全身全霊、全うしたいと感じております」と話す。
今後については「魅力的な劇団員がたくさんいるので、私だけではなく、いろんな劇団員を知っていただけるように、そして、もっともっとOSKの名前が、認知度が上がるように日本全国で、そして夢は大きく語った方がいいと思いますので、世界でも公演が実現できるように劇団員一同フルパワーで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
最後に楊は「この状況下だからこそ、見に来ていただきたい、お届けたいしたい思いも私たちにもたくさんあります。ぜひ、劇場に足をお運び感じていただきたいです」とメッセージを送った。
「レビュー夏のおどり」は8月5日から8日まで、新橋演舞場で公演される。