堀家一希が明かす「東京リベンジャーズ」の舞台ウラ コロナで延期、抗争シーンでケガも
北村匠海ら若手スター総出演「みんなが『パーちんは堀家じゃないと』と言ってくれた」
撮影はコロナ禍で2度延期。今年1月にようやくクランクアップ。「連ドラの撮影が重なってしまい、最後の抗争シーンは代役という話もあったのですが、みんなが『パーちんは堀家じゃないと』と言ってくれたり、(撮影がつながるように)カツラまで用意してくださったんです。最後の抗争では吉沢さん、真栄田郷敦くんがダッシュして、ジャンプするシーンがあって、2人の足元にはロイター板があって、僕だけ箱馬(笑)。『これは差別じゃないですか』と冗談っぽく言ったら、『お前に一番高く飛ばれたら、困る』って。そりゃ、そうだなと納得しましたが、跳ぶときは足元が怖かったです」。
それも、持ち前の運動神経で乗り越えた。小1から中3まではサッカー少年。ポジションはMF、DFで県選抜の一歩手前まで行ったことも。「小さい頃からお笑い芸人が好きで、目立つことが好きでしたね。中2の時にジュノンのスーパーボーイコンテストに応募して、1次で落選。その後、母が事務所のオーディションを見つけてくれて、高校時代は週末、大阪までレッスンに通っていました」。
最近では日本テレビ系ドラマ「君と世界が終わり日に」では、任務に忠実な自衛官役でレギュラーをつかみ、日本テレビ系ドラマ「メネシス」、フジテレビ系ドラマ「イチケイのカラス」にもゲスト出演した。「前に出演したドラマのプロデューサーさんが僕を覚えていてくださり、呼んでくださったんです」。
昨春の緊急事態宣言下では、見た映画の感想を日々ツイッターにアップしたり、今も個人レッスンを続けるなど研究熱心。「どの役も1人の人間ですので、手は抜きたくない。心情的な理由付けはいつもしています。個人レッスンを受ける中で、向上心があることだけは絶対言った方がいいと言われましたね」。
洋画を見るのが好きで、お気に入りはロビン・ウィリアムズ。「『パッチ・アダムス』は3回ぐらい見ています。つらい時の笑顔がまた切ない。人間としての奥深さが伝わってくる俳優ですよね。僕は人間力が見える役者さんが好きなんだと思います。僕もそうなりたいと思います」。
日本での憧れの俳優はいるのか。「役所広司さんですね。セリフ一言、動き、目線、何から何まで説得力があります。目を見ているだけに泣きそうになる。それから、大泉洋さん。役者としてもそうですが、『水曜どうでしょう』もめっちゃ見ています。西田敏行さんも大好きです」。