【週末は女子プロレス♯5】「傾奇者」名乗るウナギ・サヤカ “女・花の慶次”がプロレスにのめり込んだワケ

渡辺桃に顔面砕きを見舞うウナギ・サヤカ【写真提供:スターダム】
渡辺桃に顔面砕きを見舞うウナギ・サヤカ【写真提供:スターダム】

興味が次々変わる人生に終止符 “私的四天王”も明かす

「チャンスの神様は前髪しかないので、素早くつかまないと絶対つかめない。自分からもチャンスを作りたいし、作らなきゃいけないと感じています」

 本稿が掲載される7月10日には地元・大阪で朱里の保持するSWA世界王座に初挑戦。また、フューチャー王座を懸けた白川との再戦も決まっている。与えられたチャンスをどれだけものにし、新しいチャンスを作っていくか。今後の闘いからも目が離せない。

「シンクロとかチアリーディングって正解な形があるんですよ。これをやれれば成功、この形になったら点数高いとかなるんです。でもプロレスってそれがないし、勝ったからってお客さんが感動するとは限らないじゃないですか。そんなに難しいことある?と思って、でもそれがかえって面白くて、楽しいんです。いまが生きてて一番楽しいですね!」

 これまでは、つまらないと感じたら即、興味がほかのものへと移っていった。が、プロレスと出会ってからはプロレスをつまらないと感じたことは一瞬さえもないという。興味が次々と変わっていった人生だが、「どうせやるなら目立ちたい」との思いがプロレスで花開いた。いまでは“私的四天王”がいるくらい、過去のプロレスも見まくり研究しているという。ウナギの四天王とは、故・三沢光晴さん、川田利明、馳浩、そして武藤敬司である。

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