高杉真宙&岸井ゆきの対談インタビュー マジンガーZの実話“見積プロジェクト”が実写化

「何かに本気で取り組む姿は素敵」と語る岸井ゆきの【写真:山口比佐夫】
「何かに本気で取り組む姿は素敵」と語る岸井ゆきの【写真:山口比佐夫】

岸井「一昨年に初めて1人で海外旅行へ。1人でどこまででも行けるかなと思っています」

――映画はマジンガーZの格納庫を作る話ですが、お2人だったら、何を作りたいですか?

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岸井「もしもボックス!」

高杉「難しいな。僕は、どこでもドアかな」

岸井「分かりやすいしね」

高杉「しかも、めちゃくちゃ欲しいんです」

岸井「あ、やっぱり私も、どこでもドアがいいかも」

高杉「続編を作って欲しいですね。もう1回やりたいキャラクターだなと思いました」

――映画では未開拓の「ブルー・オーシャン」を切り開くというのがテーマになっています。お2人にとっての「ブルー・オーシャン」とは?

高杉「僕は本当にインドアなんですよ。もうちょっと外の世界を開けたいなと思っていて、最近はちょっとずつ外にあるものに興味を示し始めたんですよ。ロッククライミングをやりたくて」

岸井「すごい上に行った(笑)。私は一昨年、初めて海外旅行に1人で行きました。ベトナムだったんですけど。その後、マレーシアとロンドンへ。1人でどこまででも行けるかなと思っています。これからも切り開いていきたいな」

高杉「すごいですね」

岸井「いきなり行った方がいいよ。言葉とか通じなくても大丈夫!」

高杉「楽しいですか?向こうで何をされたんですか?」

岸井「めちゃくちゃ楽しい。どんな国でも美術館と博物館に行くんだけど、ずっと劇場に行きたかったから、ロンドンではナショナルシアターとクイーンズシアターに行きました。7日間だったけど、街を歩くだけで楽しい。マレーシアはムスリムでもあるから、モスクがいっぱいあって、宗教の違いを感じるのも面白いし、マーケットも最高。屋台飯も!」

高杉「海外旅行も嫌いじゃないんですけども、準備が面倒くさいんです」

岸井「そんな先の休みは取れないから、3日前くらいに決めて行くので、私はいつも無計画だよ(笑)」

高杉「僕は国内でいいかな。いつでも、家に帰れる安心感があるんですよ(笑)」

□高杉真宙(たかすぎ・まひろ)1996年7月4日、福岡県生まれ。2009年に俳優デビュー。「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13~14年、テレビ朝日系)で注目を集める。映画「見えない目撃者」(森淳一監督)、舞台「カリギュラ」などに出演し、躍進を続ける。

□岸井ゆきの(きしい・ゆきの) 1992年2月11日、神奈川県生まれ。2009年に女優デビュー。17年に「おじいちゃん、死んじゃったって。」(森ガキ侑大監督)で映画初主演を務める。19年公開の映画「愛がなんだ」(今泉力哉監督)も大きな話題を集めた。

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