AKBが海外姉妹グループとオンラインイベントで共演 本田仁美「同じ空の下、大きな夢に向かって」

女性アイドルグループ「AKB48」と、その海外姉妹グループがオンラインで集結するイベント「AKB48 Group Asia Festival 2021 ONLINE」が27日、東京・TDCホールで開催された。

「AKB48 Group Asia Festival 2021 ONLINE」が開催された【写真:ENCOUNT編集部】
「AKB48 Group Asia Festival 2021 ONLINE」が開催された【写真:ENCOUNT編集部】

小栗有以「友情を深めながらすてきな時間を過ごしたい」

 女性アイドルグループ「AKB48」と、その海外姉妹グループがオンラインで集結するイベント「AKB48 Group Asia Festival 2021 ONLINE」が27日、東京・TDCホールで開催された。

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 AKB48がパフォーマンスを行ったTDCホールをメイン会場に、アジア各地の劇場や特設会場と中継をつなぐ、オンラインとオフラインを融合したイベント。演出にはXR技術を取り入れ、世界中のファンが交流するなど、オンラインならではの楽しみ方も提供。「AKB48 Group Asia Festival」は2019年1月にバンコクで開催され、同年8月には上海でも開催。今回が3回目の開催で、AKB48のほかにJKT48、BNK48、MNL48、AKB48 Team SH、SGO48、AKB48 Team TP、CGM48が参加した。

 ステージにAKB48のメンバーが登場すると、ステージ後方に設置された大型ビジョンにはアジア各地から参加するグループもリモートで登場し、全員で「会いたかった」をパフォーマンス。小栗有以は今回のテーマが「文化交流」であることに触れ、「友情を深めながらすてきな時間を過ごしたい」と意気込んだ。

 各グループがオリジナルの楽曲やAKB48の人気楽曲を本拠地の言語でカバーするなど趣向を凝らした演出で、アジア中に配信されたイベントを盛り上げた。今回のイベントでは、事前のウェブプロモーションのテーマを「文化祭」と設定し、それぞれのグループがTikTokを利用して得意な出し物の動画を投稿。一番多くのリアクションを獲得したチームとしてBNK48が優勝したことが明かされ、副賞として次回のアジアフェスティバルの開催都市がバンコクに決定。2位のOGM48にダブルスコアで圧勝したBNK48のメンバーは「とてもうれしいし、応援してくださった全てのファンの皆さまに感謝します。次のアジアフェスティバルでお会いできるのを楽しみにしています」と喜びを爆発させた。

 全ての海外姉妹グループのパフォーマンスが終了すると、AKB48のミニライブがスタート。着物をモチーフにした衣装で登場し、「恋はお縄」「フライングゲット」「ポニーテールとシュシュ」を披露した。下尾みうが「今日は色んな国の方と楽しめるように頑張りたい」と意気込めば、岡田奈々は「サワディカー!」と元気よくあいさつするなど気合十分。元IZ*ONEのメンバーで、アジアフェス初出演の本田仁美が流ちょうな韓国語であいさつをすると、客席からは拍手が沸き起こった。

 ライブパートの後半には「メロンジュース」(HKT48)「世界はどこまで青空なのか?」(NGT48)など、国内姉妹グループの人気ナンバーをカバーするスペシャルメドレーで一気に駆け抜けた。本田は「今日はアジアの48のグループのみんなと一緒にパフォーマンスができてとても楽しかったです」とほほえみ、「これからもみんなで同じ空の下、大きな夢に向かって一生懸命頑張っていきます」とさらなる飛躍を誓っていた。

 新型コロナウイルスに感染し、出演がかなわなかった総監督・向井地美音に代わって締めのあいさつを担当した岡田は「私たちAKB48はデビューから15周年を迎えることができました。16周年も新しいステージに向かってみんなと突き進んでいけたらと思っています」とグループの発展をファンに約束。「これからもAKB48の応援をよろしくお願いします」と頭を下げた。最後は再び海外姉妹グループがリモートで登場。国境を越えて「365日の紙飛行機」を合唱し、4時間にわたるイベントは幕を閉じた。

 この日出演したAKB48のメンバーは大盛真歩、岡田奈々、岡部麟、小栗有以、加藤玲奈、行天優莉奈、久保怜音、倉野尾成美、下尾みう、谷口めぐ、千葉恵里、西川怜、本田仁美、武藤十夢、村山彩希、山内瑞葵の16人。

次のページへ (2/2) 【写真】「365日の紙飛行機」を歌うAKB48のメンバー
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