伊藤万理華、初主演抜てきに驚き「なぜ私を選んでくれたのか知りたい」
女優・奈緒からのアドバイスに影響
――実際にSpotifyを利用されているんですよね。
「そうなんです! 主に音楽を聞いています。ラジオは、乃木坂46を卒業してから霜降り明星さんの番組をなぜか欠かさずに聞いていました。面白くて、聞くと元気になって助けられていました」
――音楽はどのような曲を?
「邦楽を聞きます。自分でプレイリストを作ったりしますね。去年は、『サマーフィルムに乗って』という映画の撮影をしていたので、そのときの曲だったり」
――乃木坂46の曲は聞かれたりしますか?
「聞きます。卒業して冷静に聞くと、感動する曲が多いんですよね」
――伊藤さんがポッドキャストデビューをするとしたら、どのような内容を配信されたいですか?
「たぶん、私はひとりしゃべりができないので、どなたか相手が欲しいです(笑)。例えば、会いたいと思っているクリエーターさんやデザイナーさんを招待して。グループ時代にデザイン誌『MdN』で対談の連載をやっていたので、それがラジオになるといいなと密かに思っていました」
――ドラマの撮影と舞台「DOORS」の地方公演を並行しているそうですね。
「そうなんです。『DOORS』では、主演の奈緒ちゃんが稽古の段階から座長としてすごく頑張っていて。同世代であんなにしゃべれる人に出会えたのは初めてです。奈緒ちゃんに、主演としてどういう姿勢でいたらいいのかなど、アドバイスをいただきました」
――奈緒さんは、どのようなアドバイスを?
「『とにかく、現場で楽しく過ごしていることが大事だと思う。皆さん、主演を見ているから、主演の空気で現場は変わるから、空気感を大事にするのがいいと思うよ。でも、あまり力まない方がいい』など、いろいろアドバイスくださいました。この舞台の座長が奈緒ちゃんで良かったと思えるのは、座長としてすてきな空気を作ってくださったからだと思います。奈緒ちゃんと同じような気持ちで、気持ちよくドラマを完走できるようにしたいと思い影響を受けました」
――最後にドラマの見どころをお願いします。
「Spotifyさんで、美園が実際にファンとして聞いている新しい番組や、実際に美園がしゃべっている『お耳に合いましたら。』という番組もドラマと連動して配信されます。ドラマの枠から外れてリアルな世界でも作品を感じられるのは、今の時代だからこそできることだと思うので、一緒に楽しめるところが見どころでもあり、聞きどころです。美園としては普通のOLがポッドキャストに挑戦することによって、成長していく過程をラジオを実際に聞きながら一緒に見守ってほしいです!」
□伊藤万理華(いとうまりか)1996年2月20日、大阪府出身。2011年に乃木坂46の1期生として加入、17年12月に卒業。近年の代表作は、映画「賭ケグルイ」、舞台「仮面山荘殺人事件」「仮面夫婦の鑑 朗読編」ほか、展覧会「伊藤万理華EXHIBITION“HOMESICK”」を開催。今後は主演映画「サマーフィルムにのって」の公開も控える。