マセラティ、藤原ヒロシとコラボした全世界限定175台の特別仕様車発表 価格は1425万円
イタリア生まれの高級車マセラティは24日、日本のストリートカルチャーシーンをけん引してきた藤原ヒロシとのコラボレーションにより生まれた限定車「ギブリ オペラネラ」、「ギブリ オペラビアンカ」を、東京で世界初公開した。
日本限定40台 価格は1425万円
イタリア生まれの高級車マセラティは24日、日本のストリートカルチャーシーンをけん引してきた藤原ヒロシとのコラボレーションにより生まれた限定車「ギブリ オペラネラ」、「ギブリ オペラビアンカ」を、東京で世界初公開した。
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スポーツセダン「ギブリ ハイブリッド」のグランルッソ・トリムをベースに、黒と白のモノトーンで構成される2つのエクスクルーシブなルックスをまとうクルマで、全世界で175台(日本限定40台)が販売される。希望小売価格は1425万円(税込み)。
特別装備の内容は以下。
・ネロ/ビアンコのソリッドカラー + マットブラックのバイカラー
・専用グリル
・20インチウラノマットブラックホイール
・Cピラーのフラグメント・エンブレム
・アルカンターラ/レザーシート素材(フラグメントロゴのエンボス)
・ブルーシートベルト
・専用スティッチ
藤原は「キング・オブ・ストリート」として崇拝される独自の世界観を持つ。1980年代に東京のストリートカルチャーを作り上げ、日出ずる国にヒップホップを持ち込んだ最初のDJの1人であり、プロデューサー兼ミュージシャンとして、世界的なアーティストと作品を生み出してきた。
このコラボレーションによって到達したのは、国境も業種も関係のない、すべての境界線を越えた、ルールに縛られない大胆な領域で、音楽が車という形態で表現されている。
エクステリアカラーだけでなく、ブラックカラーのホイールやドア・ハンドルなど細部にわたって色が統一されている。一方、インテリアはプレミアムレザーとアルカンターラのコンビネーションで構成され、スティッチやヘッドレストのトライデントにはコントラストの効いたシルバーのインサートが施されている。
シートベルトはダークブルーを採用。そして最も目を引くのは、象徴的なフロントグリル。藤原の都会的な感覚は、このモデルのために特別にデザインされた専用グリルとロゴに反映されている。20インチのUranoマットブラックホイールが装着され、CピラーにはFragmentロゴの入った専用バッジが取り付けられており、エクステリアの完成度を高めている。
そして、マセラティのデザイン・アイコンとも言える3連のサイドエアダクトの下部には、「M157110519FRG」というコードが表示されている。この英数字のタグは、パートナーシップを封印するもので、最初の4文字(M157)はギブリの開発コード、次の6文字の数字(110519)は藤原とマセラティ・デザイン・センターの最初の出会いの日(2019年11月5日)を意味し、最後の3文字(FRG)はフラグメントの頭文字を意味している。
また、このクルマの発売に合わせ、限定車と同じく型破りな精神で藤原との共同デザインによって生まれたカプセル・コレクションが発売される。Tシャツやフーディー、キャップなどがラインアップされている。