東京都医師会が五輪組織委へ意見書提出 大会開催の“必須要件”を示す

東京都医師会が22日、都内で緊急記者会見を開き、東京五輪・パラリンピック開催についての意見書を提出したと発表した。

東京都医師会の尾崎治夫会長【写真:ENCOUNT編集部】
東京都医師会の尾崎治夫会長【写真:ENCOUNT編集部】

6月18日付で都内地区医師会・大学医師会と連名で意見書を提出

 東京都医師会が22日、都内で緊急記者会見を開き、東京五輪・パラリンピック開催についての意見書を提出したと発表した。

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 東京都医師会の尾崎治夫会長は「無観客開催が最もふさわしい。どういう形が望ましいか、アンケート調査を行って所属の60地区すべての医師会から回答をいただき、五輪組織委会長や国、都知事あてに提出した」と話し、18日付で都内地区医師会・大学医師会と連名で大会組織委員会の橋本聖子会長等へ向け意見書を提出したという。

 意見書の内容として「大会の開催を契機に感染が拡大しないこと」「大会を開催することによって通常医療が圧迫されないこと」を医学的見地から見た大会開催の必須要件とし、大会開催にあたっては「無観客での開催も含め適切な方向性と具体的な方策を早期に示していただきたい」「感染状況によって必須条件を維持できない場合には、都民・国民の安心・安全を守るために、無観客または中止とすることも考慮していただきたい」と求めた。

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