新刊出版の矢部太郎、ジュニアのベタ褒めに「お笑いでこんなに言ってもらったことない」
お笑い芸人で漫画家の矢部太郎が17日、新刊「ぼくのお父さん」刊行を記念し、先輩芸人の千原ジュニアと出版元の新潮社で公開対談を行った。
最新作は絵本作家の父と自身の幼少期のエピソードを描いた心温まるストーリー
お笑い芸人で漫画家の矢部太郎が17日、新刊「ぼくのお父さん」刊行を記念し、先輩芸人の千原ジュニアと出版元の新潮社で公開対談を行った。
「ぼくのお父さん」は、120万部突破の大ヒット漫画「大家さんと僕」シリーズ完結以来、2年ぶりとなる矢部の最新作。実の父である絵本作家・やべみつのりさんと自身の幼少期のエピソードを描いた、普遍的でノスタルジックな心温まるストーリーの作品だ。
「先生、先生」と呼ばれ恐縮する矢部に、ジュニアは「すごいところに行きはったなーと。まず絵がすごい。こんだけ少ない線でこれだけ人のハートをつかむのは、画家としてすばらしすぎる。引き算の美学ですね」とベタ褒め。「お笑いでは一度もこんなに言ってもらったことない……」と苦笑いの矢部に「品なんやろな。ご両親から受け継いだ品。吉本入ってよかったよ。一番引き立つ事務所やから」と話して場を沸かせた。
この日は矢部が幼い千原兄弟を描いたイラストも公開。「こんな素敵なせいじ初めて見た。これ見たらうちのオカン泣くで」と絶賛したジュニアは「矢部家が太郎ちゃんで終わっちゃうのはもったいない。次はどっかでお嫁さんのこと書いて、最後に僕と入江くんのこと書いてや。いつか僕がバイクで事故ったとき入江くんが病院まで送り届けてくれたから、今歩けてんねんから」と、芸能界を引退した相方のエピソードを熱望した。
新刊「ぼくのお父さん」は父の日に合わせ20日から出版される。
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【写真】イベントで公開された矢部太郎による「千原兄弟」のイラスト