バラバラの個性と自由が“強み” メジャーデビュー果たした「DEAR KISS」が進む道
ののこの願望はメンバー全員でのキャンプ「どこか遊びに行ってみたい」
――これまでのアイドル人生でターニングポイントはありましたか。
齋「今かもしれないです。私は人生で初めてのメジャーデビューで、これまでに何個か分からないくらいアイドルグループを転々としていて、ずっとインディーズでやっていました。DEAR KISSも5年目で、ずっとメジャーでやりたいという思いで、アイドルをやってきました。コロナ禍ということもあって、なかなかライブもできないんですけど、その中でラジオやテレビ番組への出演だったり、たくさんの良い時間を過ごさせてもらえているので、その期待を背負わなければいけないっていうのはすごく強く感じています。だからもっと頑張らなきゃと思っています。私の中でインディーズからメジャーになったというのは1つのターニングポイントだなってすごく思っています」
――今後のグループでの目標、個人的な目標を教えてください。
の「この5人でCDをもっと出したいです。今までとは違った新たな一面を見せることのできるギュッと詰まったCDを出したいなっていうのが目標です。個人的には……みんなでキャンプ行きたい!(笑)」
齋「諦めない(笑)」
四「ずーっと言ってるんですよ。もう、本当に」
齋「でも絶対に何もしないよね?」
の「するって!」
四「どうせテントの張り(チェック)しか見やんって」
の「する! する! みんなで行きたい!」
――実現できるといいですね。
の「どこか遊びに行ってみたい。早紀ちゃんが運転して……」
伊「怖いな! 早紀ちゃんの運転」
四「摩穂が助手席!」
伊「いやや! 絶対!」
――5人でそろってどこかに遊びに行くことは?
伊「海外に行ったときはご飯にみんなで行ったりするんですけど、どこかに遊びに行ったりとかはないですね」
――それがさっきも言っていた良い距離感につながる?
伊「はい。そうです(笑)」
の「キャンプぐらいいいじゃん!」
四「じゃあ、ののこが食材全部買ってきてね?」
の「(渋々)分かった、分かった」
――摩穂さんはどうですか?
伊「メディアに出るとファンの人もですし、家族とかもみんな喜んでくれたり、知ってくれる人が多くなるので、ゴールデン帯のテレビに出られたらいいなっていうのがDEAR KISSとしての目標です。見ている人の数も多いですし、今、テレビ離れしている人が多いからこそ、テレビに出たいなって気持ちもあったりなかったり……。個人としては、表に立つのも好きなんですけど、裏方としての仕事もやりたいなって思っているので、そのノウハウをいろんな人を見ながら学んで、将来につなげていけたらなと思います」
――裏方というと振り付け師などでしょうか。
伊「はい、振り付けとかプロデュースとか、結構周りにやっている人が多かったりするので。何かのコンテンツを作りあげるっていうのを実現させたいなって思います。後はゲームで有名になることですかね(笑)」
――里佳子さんはいかがですか。
齋「DEAR KISSの目標はのん(ののこ)とまほち(伊山)が言ったこともそうなんですけど、対バンライブでSTUDIO COAST(新木場)に立ったことがあって、DEAR KISSと言えばミラーボールというのがメンバーもファンの方の中にもあると思うんですけど、STUDIO COASTにめちゃめちゃ大きい今までに見たことがないぐらいのミラーボールがあって、それを見たときに『うわ! ここでワンマンしたい!』って思ったんですよ。なので、お客さんを集められるくらい有名になってSTUDIO COASTでワンマンがしたいっていうのが、私の中での1つの目標です。個人的な目標としては自分の誕生日(10月31日)までに5キロ痩せる!」
――ものすごいパーソナルな内容ですね(笑)。
齋「はい! 口に出しちゃったんでやるしかないです」
四「お酒やめたら?」
齋「(即答で)いや、無理です!」
四「本当にお酒大好きなんですよ。昔は次の日にライブあったら『絶対に飲まな~い』ってタイプだったんですけど、ある日突然、毎日飲んでます(笑)」
伊「一緒に飲んだことあるんですけど、お酒強いって言ってるのにすごいベロッベロになるんですよ」
齋「(爆笑)」
四「ペースが早いんですよ」
齋「メンバーと飲むと余計に……。いつもだと話せないこととかも話せるじゃないですか。お酒通しちゃうと。だからペースが早くなっちゃって、最終的にいろいろ愚痴ってるらしいです(笑)」
伊「急に泣き出すんですよ。怖いんですよ……。あとは胃や肝臓が心配です」