菅野美穂、「育児は毎日ギリギリ。綱渡り」 10年ぶり主演映画で2児の母を熱演
女優の菅野美穂が28日、横浜市内で行われた映画「明日の食卓」の初日舞台あいさつに出席した。菅野が映画主演を務めるのは10年ぶりで、「コロナ禍で、物語の持つ力を改めて感じています。誰かの元気のもとになるといいなと思いながら今日を待っていました」と声を弾ませた。
「明日の食卓」の初日舞台あいさつに出席
女優の菅野美穂が28日、横浜市内で行われた映画「明日の食卓」の初日舞台あいさつに出席した。菅野が映画主演を務めるのは10年ぶりで、「コロナ禍で、物語の持つ力を改めて感じています。誰かの元気のもとになるといいなと思いながら今日を待っていました」と声を弾ませた。
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第42回講談社児童文学新人賞を受賞した「十二歳」で作家デビューし、数々の受賞歴のある椰月美智子の2016年に出版された同名小説が原作。子を持つ親なら誰もが直面する問題を社会派エンターテインメントの旗手である瀬々敬久監督が豪華女優陣を迎えて映画化され、この日公開初日を迎えた。
2人の子どもを育てるフリーライター・留美子を演じた菅野は、自身も2児のママ。MCから「ふがいない夫を前にどんな気持ちで演じたか」と聞かれると、「夫婦のことって2人だけにしか分からないことがあって……。留美子さんもよくなかったところはあったんですよね。育児って毎日ギリギリだから、綱渡りしても綱からちょいちょい落ちる。そういう怒りは私もわかります」と自身が演じた役に寄り添っていた。
菅野は「大きな声で『劇場にいらしてください!』とは言いづらい世の中で、今日は横浜に参りました。物語の持つ力というのを私は改めて感じているし、今日こうして皆さんが劇場に来てくださったことで私もすごく励まされました」と客席に頭を下げ、「この映画の出会いに感謝しています」とほほ笑んでいた。
舞台あいさつには菅野の他に、高畑充希、尾野真千子、和田聰宏、大東駿介、藤原季節、瀬々監督が出席した。